Kバレエ カンパニーが英国バレエ界の巨匠フレデリック・アシュトンの代表作2作を上演する。
『バレエ ピーターラビット™と仲間たち』では、絵本の世界から抜け出したような精巧な着ぐるみをまとったダンサーたちが、ソロにパ・ド・ドゥと大活躍!
こぶたのピグリンカップルによる美しいデュエット、かえるのジェレミーが繰り出す目が覚めるような足さばき…ジャンプにピルエット、時には優雅な動きと、それぞれの動物の動きをモチーフにした振付で愛らしく観客を魅了する。
『レ・パティヌール ~スケートをする人々~』はKバレエ カンパニー初演となる。スケート場に集う人々を美しく、時にコミカルに描いた名作。
優雅なパ・ド・ドゥが見どころのホワイトカップル、かつて熊川哲也も当たり役とし、オペラハウスの観客を虜にした超絶技巧が満載のブルー・ボーイ役など、見どころが盛りだくさん。バレエで描く極上のスケートの世界をお楽しみに!
また、渡辺レイ/熊川哲也振付による新作の追加上演も決定。ラヴェル作曲のピアノ曲「道化師の朝の歌」を使用した小作品で、『Fruits de la passion~パッションフルーツ』と名付けられたなんとも好奇心をくすぐられる作品だ。
ネザーランド・ダンス・シアターなどで活躍し世界的にも高く評価される渡辺レイと熊川によるコラボレーションでどのような新しい創作世界が生まれるのか、期待がふくらむ。
出演は公演毎に熊川哲也&渡辺レイ、そして遅沢佑介&浅川紫織の2キャスト。それぞれの個性が作品にもたらす多彩な魅力に注目したい。
Kバレエ カンパニーの選りすぐりのメンバーがお贈りするヴァラエティに富んだ3作で、バレエ芸術のそこはかとない魅力をご堪能ください!