ラインナップに戻る

N響オーチャード定期 2011-2012シリーズ
N響オーチャード定期 2012-2013シリーズ
N響オーチャード定期 2013-2014シリーズ
N響オーチャード定期 2014-2015シリーズ

N響オーチャード定期 2012-2013シリーズ

第71回 2012/10/6(土)15:30開演

世界の檜舞台で活躍する、
注目のフランス出身指揮者ラングレ登場。

モーツァルト:歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」序曲
Mozart : "La Clemenza di Tito", overture
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
Mendelssohn : Violin Concerto in E minor, op. 64
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
Tchaikovsky : Symphony No.6 in B minor, op. 74 "Pathetique"

フランス出身のルイ・ラングレは、ウィーン国立歌劇場やメトロポリタン歌劇場など、世界の檜舞台で活躍する、注目の指揮者。そんな彼がチャイコフスキーの最後の交響曲である「悲愴」をどう指揮するのか、興味津々だ。またラングレは、ニューヨークのモーストリー・モーツァルト・フェスティバルの音楽監督を務めるなど、モーツァルトなど古典派音楽の造詣が深い。「皇帝ティトゥスの慈悲」序曲も聴きものだ(ラングレは2012年6月にウィーン国立歌劇場で「皇帝ティトゥスの慈悲」を指揮した)。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では、ベルギーを拠点に活躍する、日本の代表的なヴァイオリニスト、堀米ゆず子が独奏を務める。ますます充実度を高める堀米が、最も有名なヴァイオリン協奏曲の一つであるメンデルスゾーンの協奏曲で名演奏を繰り広げる。

指揮:ルイ・ラングレ
Conductor : Louis Langrée

1961年、フランスのミュルーズ生まれ。ストラスブール音楽院で学ぶ。バロックから近現代音楽まで幅広い時代の音楽に精通する。リヨン歌劇場、グラインドボーン・ツーリング・オペラ、リエージュ・フィルの音楽監督を歴任。2002年からニューヨークのモーストリー・モーツァルト・フェスティバルの音楽監督を務める。2011年、カメラータ・ザルツブルクの首席指揮者に就任。ウィーン国立歌劇場やメトロポリタン歌劇場などにも客演している。

ヴァイオリン:堀米ゆず子
Violin : Yuzuko Horigome

5歳からヴァイオリンを始める。久保田良作、江藤俊哉に師事。1980年、桐朋学園大学卒業。1980年、エリーザベト王妃国際音楽コンクールで第1位を獲得。以後、ソリストとして国際的に活躍。マールボロ音楽祭、ロッケンハウス音楽祭、ルガーノのアルゲリッチ音楽祭などに参加し、R・ゼルキン、クレーメル、アルゲリッチらと共演。2010年、NHK交響楽団の定期公演でベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を弾き、絶賛を博す。現在、ブリュッセル王立音楽院教授。

インタビューはこちら