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Bunkamura30周年記念
シアターコクーン・オンレパートリー2018
DISCOVER WORLD THEATRE vol.4
民衆の敵

2018/11/29(木)~12/23(日・祝)
会場:Bunkamuraシアターコクーン

2016年『るつぼ』に続き、才気みなぎる英国人演出家ジョナサン・マンビィがシアターコクーンに再登場。 魅力あふれる実力派キャストが集結しお贈りする、イプセンの社会派ドラマの傑作!

“近代演劇の父”とも称されるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの代表作の一つ『民衆の敵』。『ペール・ギュント』『人形の家』『ヘッダ・ガブラー』など、日本でも馴染み深い代表作を持つイプセンですが、その中でも1882年に発表されたこの『民衆の敵』は社会問題を扱った唯一の作品で、当時の社会に一石を投じました。ノルウェーからアメリカへ渡った本作は、アーサー・ミラーによって翻案され、ブロードウェイでの上演も高く評価されており、1978年にはスティーブ・マックイーン製作・主演によって映画化、2005年にはノルウェーで設定を現代に置き換え映画化されるなど、根強い支持を得ています。

この『民衆の敵』を、Bunkamura30周年記念、シアターコクーン公演の第1弾として上演する運びとなりました。さらに、今公演では、新たに戯曲を翻訳し、新訳での上演に臨みます。

演出を手掛けるのは、シアターコクーンには2016年の『るつぼ』以来2年ぶりの登場となるジョナサン・マンビィ。 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)出身で古典から現代劇まで幅広く精通し、2009年には『The Dog in the Manger』にてヘレン・ヘイズ賞最優秀演出賞候補にノミネートされ、常に世界中で作品を発表し続けています。日本でも『るつぼ』での演出が各方面で絶賛され、その実力は折り紙つき。本作にも高い注目が寄せられます。 そしてジョナサンとの2度目のタッグで主演を務めるのは、堤真一。「真実の告白」を志すばかりに、次第に「民衆の敵」であると憎悪され、やがては家族との幸せも危うくしてしまう孤高の男トマス・ストックマンをどのように演じるのか、期待が高まります。そんなトマスの味方となり支え続ける妻カトリーネに安蘭けい、新聞「民報」の編集者でご都合主義のホヴスタに谷原章介、トマスとカトリーネの娘で教師のペトラに大西礼芳、ホヴスタと同じ「民報」の若き記者ビリングに赤楚衛二、カトリーネの養父で、水質汚染の原因である製革工場の主モルテン・ヒールに外山誠二、住宅所有組合の会長で印刷屋のアスラクセンに大鷹明良、トマスの唯一の理解者ホルステル船長に木場勝己、そしてトマスの実兄で、市長にして警察署長、温泉管理会会長も務める町の権力者ペテル・ストックマンに段田安則など、魅力あふれる実力派が集結しました。

  • 『民衆の敵』 あらすじ
    温泉の発見に盛り上がるノルウェー南部の海岸町。
    その発見の功労者となった医師トマス・ストックマン(堤真一)は、その水質が工場の廃液によって汚染されている事実を突き止める。汚染の原因である廃液は妻カトリーネ(安蘭けい)の養父モルテン・ヒール(外山誠二)が経営する製革工場からくるものだった。トマスは、廃液が温泉に混ざらないように水道管ルートを引き直すよう、実兄かつ市長であるペテル・ストックマン(段田安則)に提案するが、ペテルは工事にかかる莫大な費用を理由に、汚染を隠ぺいするようトマスに持ち掛ける。一刻も早く世間に事実を知らせるべく邁進していた、新聞の編集者ホヴスタ(谷原章介)と若き記者ビリング(赤楚衛二)、市長を快く思っておらず家主組合を率いる印刷屋アスラクセン(大鷹明良)は、当初トマスを支持していたが、補修費用が市民の税金から賄われると知り、手のひらを返す。兄弟の意見は完全に決裂し、徐々にトマスの孤立は深まっていく。カトリーネは夫を支えつつも周囲との関係を取り持とうと努め、長女ペトラ(大西礼芳)は父の意志を擁護する。そしてトマス家に出入りするホルステル船長(木場勝己)もトマスを親身に援助するのだが……。
    トマスは市民に真実を伝えるべく民衆集会を開く。しかし、そこで彼は「民衆の敵」であると烙印を押される……。


  • ジョナサン・マンビィ プロフィール
    イギリスの名門ブリストル大学で古典戯曲を学び、卒業後はブリストル・オールド・ヴィック劇場、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)を遍歴。数多の人気演出家のものとで研鑽を積み、その後、演出家として国内・海外で精力的な活動。RSC、ロンドン・グローブ座などの名門劇場をはじめ、ウエストエンド、ブロードウェイなど欧米各地で数々のプロダクションを手掛けている。2009年には『The Dog in the Manger』にてヘレン・ヘイズ賞最優秀演出賞候補にノミネート。
    日本では、2012年の佐藤健・石原さとみ主演『ロミオ&ジュリエット』(東京・赤坂ACTシアター/大阪・シアター BRAVA!)の演出で初進出。2016年のシアターコクーンでの『るつぼ』が2作品目。近年の演出作品に、『Wendy and Peter Pan』(RSC)、ジョナサン・プライス主演『The Merchant of Venice』(RSC)、『OTHELLO』、『ALL THE ANGELS』、『KING KONG』など。イアン・マッケラン主演で昨年上演し好評を博した『リア王』がこの夏から限定公演でウエストエンドに進出、大きな話題を呼んでいる。

概要

スタッフ

作:ヘンリック・イプセン
翻訳:広田敦郎(シャーロット・バースランドの英語逐語訳による)
演出:ジョナサン・マンビィ
美術・衣裳:ポール・ウィルス

照明:勝柴次朗 音楽:かみむら周平 音響:長野朋美 振付:黒田育世 ヘアメイク:佐藤裕子
衣裳スーパーバイザー:中野かおる 美術助手:原田愛 演出助手:陶山浩乃 通訳:時田曜子
舞台監督:南部丈

出演

堤真一、安蘭けい、谷原章介、大西礼芳、赤楚衛二、外山誠二、大鷹明良、木場勝己、段田安則

内田紳一郎、西原やすあき、本折最強さとし、目次立樹、西山聖了、石綿大夢、四柳智惟、中山侑子、
木下智恵、穴田有里、安宅陽子、富山えり子
阿岐之将一、香取新一、島田惇平、竹居正武、寺本一樹、中西南央、石川佳代、滝澤多江、田村律子、
中根百合香、林田惠子
池田優斗★、大西由馬★、松本晴琉☆、溝口元太☆   ★・☆…Wキャスト

公演日程

2018/11/29(木)~12/23(日・祝)

11/29(木)18:30
11/30(金)18:30
12/1(土)12:30/17:30
12/2(日)12:30
12/3(月)18:30
12/4(火)休演
12/5(水)13:30
12/6(木)13:30
12/7(金)18:30
12/8(土)12:30/17:30
12/9(日)12:30
12/10(月)18:30
12/11(火)休演
12/12(水)13:30
12/13(木)13:30/18:30
12/14(金)18:30
12/15(土)12:30/17:30
12/16(日)12:30
12/17(月)18:30
12/18(火)休演
12/19(水)13:30
12/20(木)13:30
12/21(金)18:30
12/22(土)12:30/17:30
12/23(日・祝)12:30

2018年
11月
29
(木)
30
(金)
2018年
12月
1
(土)
2
(日)
3
(月)
4
(火)
5
(水)
6
(木)
7
(金)
8
(土)
9
(日)
10
(月)
11
(火)
12
(水)
13
(木)
14
(金)
15
(土)
16
(日)
17
(月)
18
(火)
19
(水)
20
(木)
21
(金)
22
(土)
23
(日)
12:30   12:30  
   
   
 
13:30   13:30      
17:30   17:30            
18:30 18:30          

会場

Bunkamuraシアターコクーン

東京都渋谷区道玄坂2-24-1

アクセス

[主催/企画・製作]
Bunkamura

【大阪公演】
公演期間:2018年12月27日(木)~30日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
主催:サンライズプロモーション大阪
大阪公演に関するお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00~18:00)
http://www.kyodo-osaka.co.jp

チケット情報

料金

S席¥10,500 A席¥8,500 コクーンシート¥5,500(税込・全席指定)
※コクーンシートは、特にご覧になりにくいお席です。ご了承のうえ、ご購入ください。
※未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。
※車椅子スペースには限りがございます。
 車椅子でご観劇のお客様は座席指定券をご購入のうえ、お早目にBunkamuraへご連絡ください。
 また、お座席でご観劇の場合も当日スムーズにご案内をさせていただくため、
 公演日前日までにご購入席番をBunkamuraへご連絡下さい。
※営利目的でのチケットの購入、並びに転売は固くお断りいたします。
※舞台上で喫煙のシーンがございます。予めご了承ください。

MY Bunkamura先行発売

抽選制

受付期間:2018/7/27(金)12:00~8/6(月)23:59まで。

※先行受付の枚数制限は、登録者1名につき1回のみ、1公演4枚まで。
※抽選結果は、8/10(金)よりメールにてご案内いたします。
※抽選結果発表予定日を過ぎてもメールが届かない場合は「マイページ」よりご確認ください。
※抽選時刻ほか抽選作業の詳細はお答え致しかねます。予めご了承ください。

MY Bunkamuraとは

一般発売

2018/9/15(土)

枚数制限

発売初日のみ1回の受付につき4枚まで。

チケット取扱い

Bunkamuraでのお申込み
お電話
Bunkamuraチケットセンター(オペレーター対応/10:00~17:30)
03-3477-9912<9/15(土)発売日初日特別電話>
03-3477-9999<9/16(日)以降、残席がある場合のみ取扱いあり>
チケットカウンター
Bunkamuraチケットカウンター<Bunkamura1F 10:00~19:00>
※7/2(月)~11/15(木)まで改修工事のため休業
東急シアターオーブチケットカウンター<渋谷ヒカリエ2F 11:00~19:00>
※9/16(日)以降、残席がある場合のみ取扱いあり

※本公演のBunkamuraでの一般発売日<9/15(土)>はBunkamuraチケットセンター特別電話及びオンラインチケットMY Bunkamura(PC・スマートフォン)での受付となります。
東急シアターオーブチケットカウンター(店頭)での販売はございません。
※Bunkamuraチケットカウンターは11/15(木)まで休業。

その他プレイガイドでのお申込み

※0570で始まる電話番号は、一部の携帯電話、PHS全機種、CATV接続電話、IP電話からはご利用できません。
※音声自動応答での受付番号は、ダイヤル回線からのご利用はできません

お電話

チケットぴあ
0570-02-9980<Pコード不要 10:00~23:59>※9/15(土)発売日初日特電
0570-02-9999<Pコード:487-587>※9/16(日)以降、残席がある場合のみ取扱いあり。

ローソンチケット
0570-084-632<Lコード不要 10:00~23:59>※9/15(土)発売日初日特電
0570-000-407<オペレーター対応 10:00~20:00>※9/16(日)以降、残席がある場合のみ取扱いあり。

インターネット

チケットぴあ
http://w.pia.jp/t/minshu/(PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能)

イープラス
http://eplus.jp/minshu/(PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能)

ローソンチケット
http://l-tike.com/minshu(PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能)

店頭

チケットぴあ店舗<店舗により営業時間が異なります>
※詳しくはHPにてご確認ください。http://pia.jp/shoplist/

セブン-イレブン<24時間 毎週火曜日・水曜日の1:30AM~5:30AMを除く>
サークルK・サンクス<朝5:30~深夜2:00>

イープラス
ファミリーマート店内Famiポート(店内Famiポート直接購入・座席選択可能)

ローソンチケット
ローソン・ミニストップ各店舗(店内Loppi直接購入/Lコード:34970)

お問合せ

Bunkamura 03-3477-3244<10:00~19:00>

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