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2025.07.26 UP

イベント

家族で過ごす渋アートな夏休み-子どもも楽しめるイベントをご紹介

本格的な夏がやってきました。家族でお出かけする機会も増える夏休み、暑さから逃れて、豊かな時間を美術館や博物館で過ごしてみませんか?
今回は、子どもも一緒に楽しめるイベントを予定している3つの展覧会をご紹介します。

 

■戸栗美術館で楽しむ!

戸栗美術館『古伊万里カラーパレットー釉薬編ー』 
開催中~2025年9月28日(日)まで

★8月9日(土)はファミリーデー!おしゃべり鑑賞もOK

当日は、中学生以下の方と同伴の方は入館料が一般料金から200円引きになります。なお、中学生以下の方はいつでも無料で入館することができます!
また、会話をしながら鑑賞できる日として開館していますので、親子で感想を話しながら鑑賞を楽しむこともできます。展示ケースに届かない小さなお子さま向けに踏み台の貸出しも。美術鑑賞のはじめの一歩にいかがでしょうか?

 

□ ■どんな展覧会?■ □
江戸時代の伊万里焼の「色」を特集した、夏秋連続企画展示のうち、釉薬による装飾に注目した展覧会。釉薬(ゆうやく)とは、やきものの表面に施されるガラス質の膜のことで、耐水性のほか、色や質感といったうつわの装飾性を高める役割を担っています。釉薬に着眼した鑑賞ポイントの解説や、作品にどの釉薬が使用されているかが一目でわかるカラーパレットの表示など、伊万里焼の色の表現をわかりやすく楽しめます。

展覧会の見どころ・開館時間などの情報はこちら

 

\もっと知りたい 戸栗美術館 /

「渋アートと巡る ── 戸栗美術館」 

\戸栗美術館がある まち はこんなところ/

「文化が薫るまち歩き 〈神泉・奥渋谷エリア〉

 

■渋谷区立松濤美術館で楽しむ!

渋谷区立松濤美術館『黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―』
開催中~2025年8月17日(日)まで

★夏休み期間は毎日小・中学生無料!楽しみながら学べるワークも実施

普段から小・中学生は、土・日・祝日は無料で入館できる渋谷区立松濤美術館。夏休み期間中(7月21日(月)~8月17日(日))は毎日無料で入館できます。
さらに、中学生以下の方には安藤照展「こどものためのガイド」を配布しており、ガイド内のワークを完成させると受付で「安藤照展ぷくぷくシール」がもらえるイベントも実施。楽しみながら学べる良い機会になりますね。

★子どもの参加もOK! 手による鑑賞イベント

安藤照とともに「塊人社」で活躍した村田勝四郎の彫刻(渋谷区立松濤美術館蔵)を学芸員と一緒にさわりながら、彫刻鑑賞のポイントをレクチャーしてもらえるイベントです。

●手による鑑賞:彫刻をさわって楽しもう
 日時:8月9日(土)
    午前の会 10:00~12:00
    午後の会 13:00~15:00
 会場:渋谷区立松濤美術館 地下2階ホール
 ※無料(要入館料)、事前申込不要

 

□ ■どんな展覧会?■ □
渋谷駅前「忠犬ハチ公像」(初代)の作者・安藤照の没後80年を記念し、彼の彫刻家としての活動を網羅的に紹介する東京では初となる回顧展。安藤の作品は1945年5月の空襲によってアトリエが爆撃されたため、大作、力作の多くが失われました。今日見ることができる作品は、安藤が友人や関係者らに贈った作品です。動物好きであった安藤は、動物の彫刻も多く制作しており、会場ではいぬやうさぎ、とりなどの作品を観ることができます。

展覧会の見どころ・開館時間などの情報はこちら

 

\展覧会から渋谷の歴史にも触れてみませんか?/

文化と暮らしと渋アート。―《忠犬ハチ公像》と戦争と渋谷名物『ハチ公ソース』の話―(前編)
文化と暮らしと渋アート。―《忠犬ハチ公像》と戦争と渋谷名物『ハチ公ソース』の話―(後編)

 

\もっと知りたい 渋谷区立松濤美術館 /

「渋アートと巡る ── 渋谷区立松濤美術館」 

\渋谷区立松濤美術館がある まち はこんなところ/

「文化が薫るまち歩き 〈神泉・駒場エリア〉
 

 

■國學院大學博物館で楽しむ!

特別展「アイヌモシㇼーアイヌの世界と多様な文化ー」
開催中~2025年9月23日(火・祝)まで

★夏休みの自由研究にもピッタリ!体験型展示

展示を鑑賞しながら、アイヌ文化に関するさまざまな問いに答えるワークに挑戦できます。ワークシートは大人ももらえるので、家族で一緒に楽しむのもいいですね。さらに、民具や毛皮に実際に触れたり、アイヌの伝統衣装を試着できるコーナーも。ホールには、アイヌの伝統的な住居内部をほぼ原寸で再現したバナーが展示されており、その前で記念撮影をすることもできます。國學院大學博物館には常設展示もあるため、じっくり見学したい方は時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

 

□ ■どんな展覧会?■ □
アイヌ民族の歴史や文化を様々な資料を通して紹介する特別展。貴重な踏査資料を中心に、衣装や、生活道具、楽器などが展示されており、歴史や言語、風習、地理、絵やデザインも楽しめる内容になっています。すべて無料で体験できるのも嬉しいポイント。併設のミュージアムショップでは、関連書籍やオリジナルグッズなどを購入することができます。

展覧会の見どころ・開館時間などの情報はこちら

 

\もっと知りたい 國學院大學博物館 /

「渋アートと巡る ── 國學院大學博物館」 

\渋谷区立松濤美術館がある まち はこんなところ/

「文化が薫るまち歩き 〈恵比寿・広尾エリア〉

 

展示室内は一定の環境が保たれており、外気との温度差があります。心配な方は羽織りものを持っていくと安心です。なお、作品保護の観点から展示室内での飲食はできませんので、水分補給は各施設の指定の場所で行ってくださいね。
また、展示室内で使用できる筆記用具は鉛筆のみ。入口で貸出していますので必要な方はスタッフにお尋ねください。

 

美術館や博物館では、大人も子どもも一緒に楽しめるイベントが盛りだくさん。夏休みの思い出づくりや自由研究にもぴったりです。この夏は、家族でアートに触れる一日を過ごしてみませんか?

 

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