舞台全面をおおうLEDパネルから放たれるハイテクの光の波に、惜しげもなく次々と替わるモードコンシャスなコスチューム&ウィッグ。そして劇半ばだというのにスタンディング・オベーションが起きてしまう、超ド級の歌唱力と表現力を持つ俳優たち・・・・・・。な、なんなんだ、このすべてが破格のものすごさは!
2009年11月にハーレムのアポロシアターで開幕した新生「ドリームガールズ」は、聞きしにまさる迫力と完成度の高さで、観る者から言葉を奪ってしまう。トニー賞を6部門で受賞しロングラン・ヒットした1981年初演のブロードウェイ版はいまや伝説だし、ジェニファー・ハドソンというオスカー女優を生んだ2006年公開の映画版だって、記憶に新しい。なのにまるでそれらに見劣りしないどころか、しっかり両者のいいとこ取りをして、極上の「夢物語」を創り上げてしまっている。
初演の感動が忘れられない人も、映画版のファンも、免疫ゼロの人も。めいっぱい期待をふくらませて、5月を待つといい。なにせ最新かつ最強の「ドリームガールズ」が、キャストもそのまま!日本に上陸するのだから。
文:伊達なつめ(演劇ジャーナリスト)
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Photo by Joan Marcus |
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