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ホーム > ギャラリー > 展覧会情報 > トレヴァー・ブラウン&三浦悦子 二つの聖餐 -闇から光へ-

展覧会情報 | ギャラリー

トレヴァー・ブラウン&三浦悦子
二つの聖餐 -闇から光へ-

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2015/11/6(金)~11/15(日)

二人の異才、交叉するオマージュ…曝け出される無垢の魂

左:トレヴァー・ブラウン「miura-chan」
2014年 油彩 キャンバス
右:三浦 悦子「sakiha」
2014年 石塑粘土 牛革 硝子 写真・吉田良

 哀しく痛ましい過去や記憶から消去したい悲壮な思い出は心的外傷=トラウマとして身体にいつまでも宿り続ける。リセットをする為に自ら命を絶つもの。自傷に走るもの。それらは生きたいが故の生に対する逆説である。しかし心の痛みや苦痛は臨界点に達すればその先にあるものは絶望や死ではなく、恐れから親しみへ、闇から光へコペルニクス的転回が起きるのかもしれない。

 向き合いたくない己の本性と過去。知りたいが知りたくない自己矛盾。誰もが強固な漆喰で塗り固め封印したそのパンドラの箱を徹底的に破壊し、中から出てきたものを直視し、対峙し、受け入れ、開放する。それを執拗なまでに追究し、躊躇うことなくストレートに表現するトレヴァー・ブラウンと三浦悦子。二人の表現した少女たちは皆傷を負ったもの、何かの理由で(あるいは自らの意志で)不完全な姿になったものが登場し、痛々しい姿を淡々と誇らしく晒している姿は不気味でもあり、愛おしくもある。彼女たちは、己の身体に傷や痣、縫い目など欠損があることを自ら美しいと確信している。不完全故に完全な身体であることの優越性。この自己肯定の獲得により、屈折とは異なる自己愛が逆説的に他者への優しさに還元されてゆく…。
 
 畏怖と戸惑いを与える作品は観ている者を分け隔てなく赦し、受け入れ、観る者にこれまでにない新しい感覚と覚醒を起こさせる。二人の作品を正面から対峙した鑑賞者はリアルに追体験することによって鑑賞者自身のパンドラの箱も破壊され、新たに再生と復活へ蠢動し始める。

 本展では、互いにリスペクトする画家のトレヴァー・ブラウンと人形作家の三浦悦子のひときわ異彩を放つ二人の作品40余点を展覧販売する。また今回の企画展に合わせ、トレヴァー・ブラウンと三浦悦子の新刊画集をそれぞれ刊行、二人のサイン会を開催する。

≪サイン会開催≫

今展に合わせたトレヴァー・ブラウン、三浦悦子の新作画集刊行を記念し、サイン会を開催いたします。
是非ご参加ください。

■三浦悦子人形作品集
 『輪廻転生 Reincarnation』
 写真:吉田良
■トレヴァー・ブラウン画集
 『PANDORA(パンドラ)』
上記共に、豆本付の展覧会記念版を発売予定。
三浦悦子『輪廻転生』は、作者手製皮革張レリーフ装の超特装版も発売(50部限定)。

開催日:11/14(土)
開催時間:16:00~
会場:Bunkamura Gallery
※会場にて書籍をお買い上げの方に限らせて頂きます。

作品紹介/スライドショー
  • トレヴァー・ブラウン「appleheart」
    油彩 キャンバス

  • トレヴァー・ブラウン「turquoise」
    油彩 キャンバス

  • 三浦 悦子「母標」
    石塑粘土 牛革 硝子 写真・吉田良

  • 三浦 悦子「ヴァイオリンウサギBox」
    石塑粘土 牛革 硝子 写真・吉田良

  • 三浦 悦子「トレヴァーちゃん」
    石塑粘土 鉄釘 エナメル布 硝子眼球 写真・吉田良

  • 概要

開催期間

2015/11/6(金)~11/15(日)

開館時間

10:00~19:30

会場

Bunkamura Gallery

主催

Bunkamura Gallery

お問合せ

Bunkamura Gallery 03-3477-9174

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