ホーム > Bunkamura30周年記念バルバラ セーヌの黒いバラ
PAGE PRINT

Bunkamura30周年記念バルバラ セーヌの黒いバラBarbara

11/16(金)よりロードショー
◆12/20(木)までの上映
会場:Bunkamuraル・シネマ

©2017 - WAITING FOR CINEMA - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA – ALICELEO

人生とは愛であり、哀しみであり、歓びである――。
セーヌの岸で、そして世界で最も愛された歌姫バルバラが、いまここに甦る!

「黒いワシ」「ナントに雨が降る」などの名曲で知られ、1950年代からシャンソン界の女王として君臨したフランスの伝説的歌手バルバラ。謎に満ちた彼女の人生を演じるひとりの女優とその映画監督は、いつしか愛の迷宮で彷徨う。愛に傷つき、愛に悦び、人生を駆け抜けた一人の歌手の魂の歌はやがて、二人をバルバラの人生そのものへと姿を変えていくのだった…。 バルバラとはいったい誰だったのか? 世界はいったいなぜ彼女に熱狂したのか? 『そして僕は恋をする』で共演したマチュー・アマルリックが監督・脚本・出演、そして元パートナーのジャンヌ・バリバールが、バルバラという時代を駆け抜けたひとりの女性に乗り移ったかのように熱演。実際のバルバラのステージ映像を交えながら、20世紀最高の歌姫バルバラの人生をたどる、熱情の愛のドラマがついに誕生!

<Barbara バルバラ> 1930年6月9日 - 1997年11月25日

パリ17区で生まれる。ユダヤ系であるため、ナチス・ドイツによるフランス占領時代には国内を転々とした。戦後はパリ20区、パリ16区等に居住。同居していた母が亡くなったパリ16区の通り名が付いた曲のほか、現在、道路名にバルバラの名前が付けられているナントを歌った曲(「ナントに雨が降る」)などがある。コンサートやステージの開催時、それら公演の宣伝を一切行わないにもかかわらず発売直後にチケットが完売する現象は”神話”と呼ばれた。発表した作品群はフランスのみならず様々な国の聴き手に感銘を与え、1990年には来日公演も行われた。また昨年~今年にはパリのフィルハーモニー・ド・パリで没後20年を記念した「バルバラの大回顧展」が開催、現在も圧倒的な支持と評価を受け続けている。

<劇中に登場する曲>

ナントに雨が降る/黒いワシ/我が麗しき恋物語/いつ帰ってくるの/小さなカンタータ/パリとゲッティンゲン/ピエール/愛していると言えない/不倫/脱帽
ほか約50楽曲

 

  • 番組編成担当が語る作品の見どころ

    フランスで“伝説的なシャンソン歌手”として知られているバルバラ。本作では、俳優としても活躍しているマチュー・アマルリック監督の手によって、彼女の人生が描かれています。とはいえ、通常の伝記映画と異なるのは、バルバラの映画を撮っている女優と映画監督が、徐々に彼女に憑依していく様が映し出されているところ。そのため、現実と撮影の境目がわからなくなるというラビリンス的な映画となっています。

    今回、バルバラを演じているのは女優ジャンヌ・バリバールですが、本作は全編通して彼女に魅了される作品といっても過言ではないほど。来日したご本人にもお会いしましたが、相手を包み込むような雰囲気は映画でも感じられるはずです。

    身を削って生み出されたバルバラの歌はダイレクトな表現ではなく、映画も決して説明的ではありませんが、だからこそ感じられる心地よさが魅力でもある作品なので、芸術の秋はぜひこの世界観にどっぷりとハマってください。
監督・脚本
マチュー・アマルリック
キャスト
ジャンヌ・バリバール(『そして僕は恋をする』、『サガン-悲しみよ こんにちは-』)、マチュー・アマルリック(『そして僕は恋をする』、『潜水服は蝶の夢を見る』)
作品情報
2017年/フランス/99分
受賞
ノミネート
第70回カンヌ国際映画祭 ある視点部門詩的映画賞受賞
第43回セザール賞 主演女優賞・録音賞受賞
配給
ブロ-ドメディア・スタジオ

公式サイトはこちら

上映スケジュール

<混雑状況の目安>

(2018年12月17日 現在)

平日(毎月1日・毎週火曜は除く)

10:50

13:00

15:10

土日祝

10:50

13:00

15:10

サービスデー(毎月1日・毎週火曜)

10:50

13:00

15:10

落ち着いています

混み合います

大変混み合います

『バルバラ セーヌの黒いバラ』
◆12/20(木)までの上映
【12/14(金)~12/20(木)】
連日... 10:50 / 13:00 / 15:10~(終)17:05

概要

料金

一般・¥1,800 学生・¥1,500 (平日は学生・¥1,100) シニア・¥1,100 小・中・高校生¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日は¥1,100(税込)均一】
※Bunkamuraル・シネマのチケットは、東急シアターオーブチケットカウンターでのお取扱いはございません。
※詳細はチケットガイドをご確認ください。

チケットガイド

会場

Bunkamuraル・シネマ

東京都渋谷区道玄坂2-24-1

Pickup
PAGE TOP