「白鳥の湖」の演出・振付で一気に大ブレイク、ロンドン・ウエストエンドとニューヨーク・ブロードウェイに進出、驚異的なロングラン記録を打ち立て、バレエ作品としては異例の大成功を収めました。この作品で、イギリス人演出家としては初の1999年度トニー賞最優秀振付賞および最優秀演出賞の2冠、ならびにローレンス・オリヴィエ賞などをはじめ、25を超える国際的な賞に輝いたマシュー・ボーン。演劇性が高く、エンターテインメント性に富んだ作品を得意としています。
22歳でラバン・センターに入学、バレエを始め、1987〜2002年まで、アドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ(AMP)の芸術監督として活動。この15年に、AMPはイギリスで最も革新的な人気ダンスカンパニーとしての地位を不動のものにしました。
‘02年、新たな創作活動の拠点として“ニュー・アドベンチャーズ”を創設。同年夏、ナショナル・シアターのタランスフォーメーション・シーズンに初演された「プレイ・ウィズアウト・ワーズ」は、’03年オリヴィエ賞5部門ノミネートされるという最多記録を達成。 |
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© Bill Cooper |
‘01年には舞踊への功績を認められてイギリス王室よりO.B.E(名誉大英勲章第4位)が授与されました。
その他、演劇界においてもその活躍は目ざましく、’94年にバービカン劇場で上演された、蜷川幸雄演出「ペール・ギュント」でも振付を担当。
ニュー・アドベンチャーズの今後のプロジェクトとして、ティム・バートンの映画「シザー・ハンズ」の舞台化を独自の翻案で企画。‘04年にはキャメロン・マッキントッシュの新作、ディズニー「メリー・ポピンズ」の共同演出、振付を担当しています。
’05年、10周年を迎える驚異のバレエ「白鳥の湖」で、どんな伝説を生み出すのか。お見逃しなく! |
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