台本執筆などオペラ制作にも関わる作家・島田雅彦氏を迎え、ベルギー王立歌劇場 音楽監督・大野和士とオペラ「ドン・ジョヴァンニ」をめぐる対談を行いました。
モーツァルトのオペラの登場人物の特徴や、その作品がいかに時代を先取りしていたか、また、作曲された頃の時代背景や、ドン・ジョヴァンニという人物の魅力などをお二人にお話いただきました。
来日するプロダクションや古楽的奏法について島田氏から質問されると、大野は「ドン・ジョヴァンニ」の解釈をめぐっての演出家マクヴィカーとのやりとりなどオペラ劇場の制作現場でのエピソードや、この作品に古楽的奏法を取り入れることのメリットなどを語り、ますます公演への期待が高まる対談となりました。
お二人の対談のもようを動画でお楽しみください。

Part 1 モーツァルトのオペラの先取性
18世紀のオペラに新しい時代の音楽表現を取り入れ、3人の女性の登場人物の成長を描く。



Part 2 「ドン・ジョヴァンニ」とその時代背景
キリスト教的価値観から逸脱した存在である「ドン・ジョヴァンニ」。



Part 3 オペラ劇場の制作現場から
「ドン・ジョヴァンニ」の解釈をめぐっての演出家マクヴィカーとのやりとりを明かす。



Part 4 古楽奏法を取り入れるメリット
ピリオド楽器や古楽的奏法を取り入れることで、モーツァルトの音楽の核心にせまる。

撮影・編集: GROW
協力: セルリアンタワー能楽堂


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