パリ生まれ。パリ・オペラ座バレエに在籍中の20歳前後から振付を始め、豊かな創造性と演劇的センスで機知に富む作品を次々と発表、瞬く間にフランスを代表する振付家となる。
48年パリ・バレエ団を結成。翌年、「カルメン」で大成功を収めた後、ハリウッドで「アンデルセン物語」「足ながおじさん」などのミュージカル映画の振付を手がける。54年帰仏し、ジジ・ジャンメールを主演にミュージカルやレビューを開く。72年にマルセイユ・バレエ団に招かれた後も「失われた時を求めて」「コッペリア」など数々の佳品を発表。牧阿佐美バレヱ団との親交も深く、「アルルの女」「シャブリエ・ダンス」「若者と死」などを提供。
また、99年には10周年を迎えたBunkamuraに「ボレロ」を委嘱振付し、熊川哲也による世界初演を行った。


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