ルシア・ラカッラ
しなやかな美しさを誇るプティのミューズ
75年スペイン生まれ。94年、国立マルセイユ・バレエ団に入団し、プティ作品の主要な役を次々に踊る。サンフランシスコ・バレエを経てミュンヘン・バレエに移籍。01年、モナコ・ダンス・アワードで世界のベスト・ダンサー6名の一人に選ばれる。今最も注目される若手実力派のひとり。 |
バンジャマン・ペッシュ
パリ・オペラ座に輝く「未来のエトワール」
74年フランス生まれ。92年にパリ・オペラ座バレエ団に入団、99年にプルミエ・ダンスールに昇進。近年はプティ、フォーサイス、キリアンなどのコンテンポラリー作品も次々にレパートリーに加えている。競争の激しいオペラ座において、次のエトワールへの最短距離にいるダンサーのひとり。 |
ジェレミー・べランガール
貴公子から怪人までこなす美貌の新星
75年生まれ。93年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。ペッシュと並び、未来のエトワールと呼び声高く、古典からコンテンポラリーまでこなせる逸材。01年、映画「エトワール」のヒットを記念し、自身が振り付けてビョークの音楽を使用した短編作品「ランデヴー」に主演、絶賛を博した。 |
ルイジ・ボニーノ
プティ作品のチャーミングな“切り札”
イタリア生まれ。75年、国立マルセイユバレエ団に入団、「コッペリア」のコッペリウス、「ノートルダム…」のフロロなど数多くのプティ作品を踊る。91年初演の「ダンシング・チャップリン」は彼あっての作品といわれる。最近は数多くのバレエ団でプティ作品の振付指導にも従事。 |
草刈
民代
鮮やかな存在感と気品が輝くプリマ
1984年、牧阿佐美バレヱ団に入団。'87年に「白鳥の湖」で主役デビュー、以降同バレエ団公演の数多くの主役を務める。96年には映画「Shall
weダンス?」にも出演し、話題を呼んだ。幅広いレパートリーをこなし、国内外の舞台で活躍中。「若者と死」などプティ作品でも際立った存在感を見せた。日本を代表するプリマのひとり。 |
上野 水香
無垢な愛らしさが光る若きスター 98年、牧阿佐美バレヱ団「くるみ割り人形」で主役デビュー、以後同団の全公演に出演。
プティ作品でその魅力を鮮やかに表現、昨年、ミラノ・スカラ座「ノートルダム…」、ナポリ・サンカルロ劇場「デューク…」にゲスト出演し好評を博した。芸術選奨新人賞など受賞多数。また、「ヴァンテーヌ」など、女性誌のグラビアなどでも活躍している。 |
小嶋
直也
縦横無尽の表現力を見せる万能選手
86年に牧阿佐美バレヱ団に入団。88年、ヴァルナ国際バレエコンクール金賞受賞。94年、日本人初のソリストとしてアメリカン・バレエ・シアター(ABT)に招かれる。新国立劇場バレエ団のソリストとしても活躍。抜群の技術と表現力を誇り、その魅力は「ノートルダム…」「デューク…」「こうもり」などのプティ作品でもいかんなく発揮されている。 |
森田
健太郎
温かな魅力をたたえたダンスール・ノーブル
95年、文化庁芸術家在外研修員としてスコティッシュ・バレエに留学し、翌年にはソリストとして牧阿佐美バレヱ団に入団。全ての公演で重要な役柄を務める。その安定した技術と豊かな表現力は、「シャブリエ・ダンス」、「ノートルダム・ド・パリ」のカジモド役など、プティ作品でも高い評価を得ている。 |
菊地 研
キレのある爽やかな踊りで人気急上昇中!
2001年牧阿佐美バレヱ団に入団。プティの抜擢により、16歳で「デューク…」初演にソリストとして出演。その後も団の全公演に出演、今年2月の「ロミオとジュリエット」ではマキューシオを好演。今後一層の成長と活躍が、大いに期待されるダンサーである。 |
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