スタッフダイアリー

『レトル・ノワール』ワークショップ再び

ギャザリング・スタッフの中根です。

昨年7月~8月にかけて開催された『ルドンの黒』展にあわせて開催されたワークショップ『レトル・ノワール』。
日本デザイナー学院の「スーパーワークショップ・プロジェクト」のみなさんによって企画されたプロジェクトで、入り口でお客様に直接”黒の手紙”をお渡しし、”黒”を意識していただいた上で、ルドン展をより楽しんでいただくという、今思えばかなり画期的な試みでしたっ。

で、そのワークショップの報告を兼ねた展示『スパプロ展』(by スーパーワークショップ・プロジェクト)が、先月の1日(金)〜3日(日)の3日間の会期で、私の運営するギャラリー『世田谷233』にて開催されました。
ワークショップの報告はもちろん、本番でも実施された”黒”に関するアンケートも再度実施、
いろんな人の”黒”に関する印象や認識がまたまた集まりました。
(※本番でのアンケート結果はこちら→http://www.bunkamura.co.jp/redon/

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いわゆる”個展”ではないのですが、プロジェクトメンバーそれぞれが書いたルドンに関するイラストが展示されていたり(さすがデザインを勉強されているみなさん、うまい!)、黒に関する手紙をお渡しするという企画に到達するまでのプロセスで登場した、真っ黒なオブジェなんかも展示されていたりして、なかなかボリュームのある展示になっています。

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個人的には、こうやっていろいろな動きを単発で終わらせない試みというのは大変意義があると思っていて、あらためてワークショップを振り返ることでまたいろんなことが見えてきた気がします。
スーパーワークショップ・プロジェクトのみなさん、日本デザイナー学院の齋先生、
お疲れ様でした~。また機会がありましたらぜひよろしくお願いします。