スタッフダイアリー

親子での美術館鑑賞

 先日、オードリー・ヘップバーン展でギャザリングに参加してくださったマダム由美子さんが、「この展覧会をぜひ娘にも見せたい!」とお嬢さん(9歳)と一緒に来館されました。やはりバレエを習っているというお嬢さんはオードリーが子どもの頃に描いたバレリーナの絵が可愛かったと目を輝かせて楽しんでいらして、お母様はお子様のそんな様子を温かく見守ってらっしゃる姿が印象的でした。オードリー展ではその他にもおばあさんと孫息子さんらしき2人連れやお父さんと小学生くらいのお嬢さんの2人連れといったような組み合わせのお客様がけっこう見受けられて、まったくの想像ではありますが、もしかしたらふだんはあまり一緒には出かけないけれど「お父さんが若い頃好きだったオードリーの展覧会を一緒に見に行こうよ」的な会話が交わされて来てくださってるのかも…と考えると、美術館を運営している側としてはとても嬉しくなります。一人で行く美術館、だれかと一緒に行く美術館…、こういうのもひとつのつながりですよね。