パリ・オペラ座が世界へむけて、新たな扉を開く-。 2013 THE CURTAIN REISES Bunkamuraル・シネマ
<オペラ5作品、バレエ3作品一挙上映> カルメン ホフマン物語 ファルスタッフ ヘンゼルとグレーテル ジョコンダ ドン・キホーテ マーラー交響曲第3番 ラ・シルフィード
(火曜・映画サービスデー、日曜最終回、シニア・TOPカード割引等の各種割引は適用外となります。)
ライブビューイングとは、舞台やコンサートなどの模様を収録したものを映画館のスクリーンで上映する、映画とも観劇とも異なる新しい形のエンターテインメントです。
本作はパリのオペラ座で上演されたばかりのオペラ・バレエの8演目を、ル・シネマで迫力の音響と高画質でご鑑賞いただけます!
まさに映画を観に行くような感覚で、世界最高峰の舞台をお気軽にお楽しみ下さい。
シャガールの描いた天井画。ミュージカル『オペラ座の怪人』の冒頭で落下するシャンデリアのインスピレーションの素になった豪華なシャンデリア。正面玄関からホワイエと続くゆるやかにカーブした大階段でも時おりパフォーマンスが行われ、バレエやオペラだけでなく、市川海老蔵の歌舞伎まで上演してしまう――自ら舞台に立ったという太陽王ルイ14世が設立させた王立音楽アカデミーと舞踊学校が前身というパリ・オペラ座バレエ。その長い歴史と伝統にふさわしく、建築家ガルニエが設計したガルニエ宮は、それ自体が芸術と言ってもいい威容を誇っている。古くは劇場下に備えられた人工池の水力を用いて舞台装置を動かすなど、ワクワクするような秘密に満ちて。1989年に落成した新劇場オペラ・バスティーユと共に、常に世界の芸術界をリードする存在。それがパリ・オペラ座だ。
パリ・オペラ座は、より広い観客に作品を観る機会を持って頂けるように、この度パリ・オペラ座の2012-2013シーズンの中から、オペラ5作品、バレエ3作品を映画館を通してライブ上映することにしました。まずはパリ・オペラ座の中心的なレパートリーの二本柱となるビゼーの『カルメン』とオッフェンバックの『ホフマン物語』、そしてヴェルディの祝年にお届けする『ファルスタッフ』、より広くの年代に観て頂くために、おとぎ話のミュージカルオペラ、フンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』と、グランド・メロドラマオペラの傑作ポンキエッリの『ジョコンダ』です。そしてバレエは、輝かしいヌレエフ版『ドン・キホーテ』、ジョン・ノイマイヤー振付けの『マーラー交響曲第3番』、そしてパリ・オペラ座の最も象徴的なバレエのひとつであるピエール・ラコット版『ラ・シルフィード』です。
どうぞご期待ください。
ニコラ・ジョエル (パリ・オペラ座 総監督)