※下段はこれまでに参加した主な蜷川幸雄作品
足が不自由で顔に火傷の跡があるせむしの男。 人から疎まれる風貌ながら得意の策略でのし上がっていく。
父が母・お文と叔父・九郎治の陰謀で殺されたと父の亡霊により知り、復讐をするために狂気を装う。
十兵衛の三女。その素直さが仇となり、十兵衛のもとを追い出されてしまう。 /かたや双子で別々に育てられたおさちは代官の家に嫁いでいた。
「マクベス」(01・02)、映画「嗤う伊右衛門」(04)
 
「身毒丸」(97〜)、「滝の白糸」(00)、「近代能楽集・弱法師」(00〜)、「ハムレット」(03)、 「ロミオとジュリエット」(04)
 
「ハムレット」(01)
十兵衛の次女。代官の機嫌をとるために自分を人身御供にした父に怨みを持っている。その父の財産を姉・お文と争い悪事を仕掛ける。
十兵衛の長女できじるしの王次の母。夫・紋太に愛想を尽かし、その弟・ 九郎治と共謀し命を狙う。
お里にそそのかされて、地位と名誉を得ようとする用心棒。花平らを殺そうとするが、間違えて十兵衛まで殺してしまう。
「ハムレット」(01)、「リチャード」(03)
 
「近松心中物語〜それは恋〜」(97〜)、「近代能楽集・弱法師」(00・01)、 「ハムレット」(03)
 
「零れる果実」(96)、「パンドラの鐘」(99)、「マクベス」(01・02)、「シブヤから遠く離れて」(04)
物語の舞台、下総国・清滝村に暮らす百姓。“狂言廻し”の役どころで、 物語の進行役をつとめる人物。
旅篭の経営者。三人の娘を持ち財産を分け与えるが、強欲な長女・次女 に疎まれ悲惨な運命に。
お里の夫。十兵衛の旅篭を継ぐが強欲なお里に愛想を尽かされ、 幕兵衛に命を狙われることになる。
「オセロ」(94)
 
「グリークス」(00)、「オイディプス王」(02・04)、「タイタス・アンドロニカス」(04)、「メディア」(05)
 
「近代能楽集・卒塔婆小町」(00〜)、「テンペスト」(88)、「オイディプス王」(04)
飯炊きおこま婆の息子。桶屋。桶を届けた帰りに寄った吉原で浮舟太夫を見初める。年季明けに夫婦になる約束をし、その日が来ることを待ち望んでいる。
吉原で勘定が払えず困っていた佐吉の代金を肩代わりする代りに、夫婦になることを約束させる。/王次の心変わりと父親を殺された事で精神が錯乱してしまう。
関八州の親分衆のひとり。無宿者だった三世次が清滝村の縄張りを継げるかどうかの大事な集会の議長役を務める。
「近代能楽集・卒塔婆小町」(00〜)、「真情あふるる軽薄さ」(01)、「かもめ」  (99)、「ハムレット」(03)、「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」(05)
 
「桜の園」(03)
 
「パンドラの鐘」(99)、「テンペスト」(00)、「オイディプス王」(02)、「ハムレット」(03)、 「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」(05)
お文の夫。十兵衛から譲り受けたもう1軒の旅篭「うし家」を営む。 /お文にたぶらかされ実兄の紋太を殺害。
幕兵衛と三世治に予言を与える謎の老婆。 /佐吉の母。息子を心配し浮舟太夫との恋路を阻む。
「滝の白糸」(00)、「ハムレット」(03)
 
「夏の夜の夢」(94)、「身毒丸」(95〜)、「グリークス」(00)、「ペリクリーズ」(03)
   

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