Line UpBunkamura秋のおすすめ

オーチャードホール
N響オーチャード定期
2019/2020シリーズ
第106回
10/13(日)
ヨーロッパでは、クラシック音楽のシーズンは秋からスタートするのが一般的。夏のバカンスを終えて、秋からまた新しいシリーズが開幕する。1998年から続くNHK交響楽団のオーチャードホール定期演奏会もこの秋で106回を迎える。新たなシーズンの幕開けを飾るのは、古楽の巨匠、コープマンによるオール・モーツァルト・プログラム。激しく情熱的な指揮を見せる鬼才コープマンが、モーツァルト最後の三大交響曲の一つである第40番をどう聴かせてくれるのか。また、彼が厚い信頼を寄せるソプラノ、イツァベル・アリアス・フェルナンデスがモテットやアリアを歌い、開幕を華やかに彩る。
※【ナクソス・ミュージック・ライブラリー】のサイトへリンクします。
※“選択曲を試聴”をクリックすると、各トラックの冒頭30秒のみ再生できます。最大15分間、何度でも再生可能です。

シアターコクーン
シアターコクーン・オンレパートリー2019
DISCOVER WORLD THEATRE vol.7
オイディプス
10/7(月)~10/27(日)
DISCOVER WORLD THEATREシリーズ第7弾の今回は、ギリシャ悲劇の最高傑作「オイディプス王」を翻案し『オイディプス』として上演する。
翻案と演出を手掛けるのは、今回が日本での初演出作品となる英国演劇界の実力派、マシュー・ダンスター。
主役のオイディプスには、2020年に13代目市川團十郎白猿の襲名を控え、歌舞伎界で革新的な活躍をみせる市川海老蔵。オイディプスの妻であり母であるという悲劇的な運命を背負う王妃イオカステには元宝塚歌劇団娘役トップスターで、今もなおその確かな実力を多方面で発揮している黒木瞳。オイディプスに嘆願するコロスたちの中心人物である神官を、“俳優”だけでなく“ダンサー”としても高い評価を受け、世界各国でジャンルレスに躍進している森山未來が演じる。
英国トップクラスの演出家と彼が信頼する精鋭クリエイターたち、<歌舞伎><現代劇><ダンス>ジャンルを超えた贅沢な顔合わせで、前代未聞のクリエーションに挑むまったく新しい『オイディプス』の登場にご注目を。

ザ・ミュージアム
建国300年
ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン
侯爵家の至宝展
10/12(土)~12/23(月)
*10/15(火)、11/12(火)、12/3(火)休館
世界で唯一、侯爵家の家名が国名となっているリヒテンシュタインは、スイスとオーストリアにはさまれた小国ながら、世界でも屈指の規模を誇る個人コレクションを有している。本展は、侯爵家秘蔵のルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)、クラーナハ(父)を含む北方ルネサンス、バロック、ロココを中心とする油彩画と、ヨーロッパでも有数の貴族の趣向が色濃く反映された、ウィーン窯を中心とする優美な陶磁器、合わせて約130点で、優雅さとくつろぎが調和する貴族の宮廷空間へと誘う。

ル・シネマ
レディ・マエストロ
9/20(金)よりロードショー
アメリカ、オランダ、ドイツを舞台に、女性指揮者のパイオニアであるアントニア・ブリコの半生を、数々のクラシックの名曲と共にドラマチックに綴る『レディ・マエストロ』。女性が指揮者になるなどあり得ないとされていた時代に、情熱と才能を胸に、自らの道を切り開いていくヒロインの姿が感動を呼ぶ。
1926年のニューヨーク。音楽指揮者を目指す、オランダ移民の若き女性がいた。「指揮者になりたい」という夢を抱いていた彼女は、ナイトクラブでのピアノ弾きの仕事で稼ぎを得て、音楽学校への入学を果たすも、あるとき母親と衝突し、実の親子ではないことを知る。さらに理不尽な理由から学校を退学に。夢へ向かってもがくアントニアの日々が、御曹司のフランクとの情熱的な恋と別れや、常に彼女を支え続ける、ナイトクラブのロビンとのエピソードとともに映し出される。時代や環境に屈することなく、進み続けるアントニアの姿は、観客への応援歌としても響く。

山見浩司作品「Memories of Arizona」内部画像
ギャラリー
万華鏡展2019
The Latest Kaleidoscope Exhibition
9/21(土)~9/29(日)
イギリスの物理学者のブリュースターが発明した万華鏡は、今年で日本伝来200年を迎える。そんな記念の年でもある今年、国内外の最新作品を揃えた都内最大級の万華鏡の祭典を開催。万華鏡の光と色は、観る者の精神を癒し、脳に良い刺激を与えるとも言われている。最高峰の万華鏡が集う祭典、お見逃しなく。

Bunkamura B1F&1F
ドゥ マゴ収穫祭2019
9/21(土)~9/29(日)
秋と言えば、栗、かぼちゃ、サンマ、キノコ…美味しいものが目白押しの季節。ドゥ マゴ パリとロビーラウンジでは、この時季だからこそ味わえる旬の食材を使った特別メニューとそれに合ったワインをご用意。また、ドゥ マゴ パリのテラスや館内では、食やキッチン雑貨のワゴンが立ち並び、収穫の秋を賑やかに盛り上げる。期間中、テラスでのミニコンサートも予定しているので、音楽とともに楽しんでみては?