『ファラオの娘』再上映決定!1/9(金)、10(土)

音楽:チェーザレ・プーニ
台本:J.=H.サン・ジョルジュとマリウス・プティパ
振付・装置・衣裳:ピエール・ラコット
キャスト:スヴェトラーナ・ザハ―ロワ(アスピシア)ルスラン・スクヴォルツォフ(ウィルソン卿)ニーナ・カプツォーワ(ラムゼ、アスピシアの奴隷)

STORY

若いイギリス人のウィルソン卿がエジプトを旅していると、急に嵐が巻き起こり近くのピラミッドに避難を余儀なくされる。そこの墓にはエジプトで権勢を誇ったファラオの娘が眠っているという。ウィルソン卿は眠りに落ち、王女が蘇る夢を見る。

作品の見どころ

この絢爛豪華な作品は、テオフィル・ゴーティエの「ミイラ物語」を原作としている。
フランス人振付家ピエール・ラコットは、2000年にボリショイ劇場からマリウス・プティパの力強いエジプトのフレスコのイメージを復活させるように依頼されたが、彼は忘れられた名作に見事に新しい命を吹き込むことに成功した。
エキゾチックな装置、堂々とした入場行進、力強いヴァリエーション、群衆シーンなども相まって、この壮大な19世紀の東洋のファンタジーはボリショイのレパートリーの特筆すべき傑作のひとつとなっている。
主役はボリショイのプリンシパル、スヴェトラーナ・ザハーロワ、ニーナ・カプツォーワ、ルスラン・スクヴォルツォフ。
(2012年11月25日収録)