『くるみ割り人形』2015/1/23(金)、24(土)

音楽:ピョートル・チャイコフスキー
台本:ユーリー・グリゴローヴィチ
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
キャスト:くるみ割り人形/王子:デニス・ロヂキン、マリー:アンナ・ニクーリナ

STORY

クリスマス・イブの夜、マリーの名付け親であるドロッセルマイヤーが奇妙なおもちゃ、小さな木彫りのくるみ割り人形を彼女にプレゼントする。
その日の深夜、パーティーもおひらきの頃、おもちゃたちが魔法で目覚めたように動き出す。くるみ割り人形は人間に変身し、錫の兵隊を率いて、ねずみの王様とねずみの兵隊に脅されているマリーを救いに駆けつける。

作品の見どころ

E.T.ホフマンの原作を基にした「くるみ割り人形」は世界の代表的な古典の名作の一つである。この美しいお話は、チャイコフスキーの伝説的な音楽、そして魅惑的な装置や衣装の力とともに愛、権力、邪悪などの普遍的なテーマを探る。
ボリショイのために振付けたユーリー・グリゴローヴィチ版ではロマンティシズムと愛についての哲学的省察に満たされている。
ボリショイのダンサーにより見事に語られる「くるみ割り人形」は、クリスマス・シーズンに家族みんなを虜にする作品として定着したが、それは取りも直さず世代・年齢に関わらず全ての人が「くるみ割り人形」に魅了されることの証である。