2026.06.25 UP
【展覧会情報】
戸栗美術館「酒がおいしい古伊万里展」
1987年渋谷区松濤に開館し、東洋陶磁器を中心とする美術品の永久的な保存および公開を通じた、後世への文化遺産の伝承を目的として活動する戸栗美術館。
7月3日(金)より開催される本展覧会のチケットをMY Bunkamuraで販売します。

はこぶ・そそぐ・かたむける 酒あるところにうつわあり
厳かな神事から日常の憩いまで、酒は様々な場面で人々の生活に寄り添ってきました。酒を運んだり保管したりするための瓶、うつわに注ぐための銚子、酒を口にするための杯や猪口など、酒を楽しむ際にうつわの存在は欠かせません。
江戸時代に実用品として流通した伊万里焼のなかにも、運搬、注酒、飲酒など酒にまつわるあらゆるシーンに登場したうつわがあったでしょう。
今展では、伊万里焼を飲酒の場面で「使う」ことに焦点を当てます。江戸時代の酒文化にも触れつつ、酒をおいしく楽しめそうなうつわ約80点を、絵画や文献史料も参照しながらご紹介いたします。
※絵画・文献史料の出展はございません。パネルにて掲示いたします。
\主な出展作品/
◇徳利(器種:瓶)
江戸時代の徳利には運搬・贈答・保存容器と注酒器・温酒器があります。
前者は大瓶である場合が多く、中身は酒に限りません。なお、酒の入った徳利から盃や杯などの飲酒器には直接注がず、銚子などの注酒器に移してから楽しみました。
後者は所謂「燗徳利」にあたります。幕末頃に登場する器種で、主に瀬戸美濃産の作例が知られます。酒を燗するほか、注酒器としても使用しました。現代でも馴染み深い一合徳利に繋がる器種です。

染付 幾何学文 瓶 伊万里 江戸時代(17世紀後半)
高38.8㎝ 戸栗美術館収蔵
◆異素材をかたどった作例
伊万里焼には、本来は木や金属など磁器以外の素材で作られる器種をかたどった作例があります。本作は婚礼などの祝い酒を贈答するための角樽を模した瓶。器面には酒好きの伝説上のいきものである猩々をあらわしています。なお、猩々は能の演目としても知られるほか、その文様には無病息災の願いが込められています。

染付 猩々文 角樽形瓶 伊万里 江戸時代(17世紀後半)
高27.0㎝ 戸栗美術館収蔵
◇銚子(器種:水注)
注酒器。本来は長柄の付いた金属製の温酒器を指す言葉ですが、上部に弦のついた提子や温酒器である燗鍋の形を模したものも銚子と呼ばれます。漆や陶磁器など様々な素材で作られました。
◇杯(器種:杯、猪口など)
酒を直接口にする際に使用するうつわ。漆の盃や土器のかわらけが代表的ですが、江戸時代には磁器の杯も飲酒器として使用されたと推測されます。猪口には本来、菜や調味料を盛りますが、近現代では酒器として使用する例も見られます。

染付 龍文 水注・染付 蘭文 杯 伊万里 江戸時代(17世紀前期)
(水注)高14.7cm(杯)口径4.9~7.6㎝ 戸栗美術館収蔵

染付 蘭文 猪口 伊万里 江戸時代(18世紀)
口径7.2㎝ 戸栗美術館収蔵
◇盃洗(器種:鉢など)
字の如く盃をすすいで清めるためのうつわ。酒を飲み干し、返盃する際に水をはった盃洗に盃を潜らせ、軽く洗います。大鉢や手つき鉢、高足のゴブレット状のうつわに水をはり、盃や杯などを浮かべる様子が浮世絵などで確認できます。

染付 白抜蛸唐草文 鉢 伊万里 江戸時代(18世紀前半)
口径30.5㎝ 戸栗美術館収蔵
【会期中のイベント】
◎展示解説
日程:2026年7月18日(土)・9月12日(土)
※各日14:00から約45分
※予約不要・参加費無料(要入館券)
◎ラウンジ&ギャラリー・トーク
「浮世絵から見る磁器と酒」(講師:戸栗美術館学芸員)
日程:2026年7月27日(月)
※14:00から約120分
※要事前予約・有料
※当日はイベント参加者のみ入館可
詳細は戸栗美術館ホームページをご覧ください。※外部サイトに遷移します。
◎夏休み特別企画:8月1日(土)はファミリーデー!
・中学生以下の方の同伴者は一般料金が200円引き。
・「1日おしゃべり鑑賞会」
会話をしながら鑑賞できる日として開館。
※館内に話し声が響くことが予想されます。予めご了承ください。
・イベント「やきもの絵付け体験 昔ながらの文様を描いてみよう」
詳細は戸栗美術館ホームページをご覧ください。※外部サイトに遷移します。
★文化と暮らしと渋アート。スペシャルイベント
『古伊万里のふるさとの「おいしい酒」を古伊万里の美術館で味わう夜』
日程:2026年8月9日(日) 18:00開始
詳細はこちら
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「酒がおいしい古伊万里展」
開催期間:2026年7月3日(金)~9月21日(月・祝) 10:00~17:00(入館受付は16:30まで)
※金曜・土曜は10:00~20:00(入館受付は19:30まで)
休館日:月曜日・火曜日[7月20日(月・祝)、8月11日(火・祝)、9月21日(月・祝)は開館]
※8月1日(土)は「ファミリーデー」として開館
主催:公益財団法人 戸栗美術館
会場:戸栗美術館
渋谷駅 ハチ公口より徒歩15分、地下鉄 A2出口より徒歩12分
京王井の頭線 神泉駅北口より徒歩10分
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-11-3
https://www.toguri-museum.or.jp/riyou/
TEL:03-3465-0070
取り扱いチケット:
■当日券
【販売期間】2026年7月3日(金)~9月21日(月・祝)16:00
【券種】一般 1,300円
25歳以下 500円
※一般以外は要証明書。
※高校生以下の方は無料です。
※8月1日(土)「ファミリーデー」は、中学生以下の方(無料)の同伴者は一般料金が200円引きになります。同伴者が高校生以下の方(無料)及び25歳以下の方(入館料:500円)の場合はこのサービスは適用されません。
※各種割引および優待サービスとの併用はできません。また、チケットご購入後の受付窓口でのチケットの変更や返金、割引対応はできかねますのでご注意ください。MY Bunkamura取り扱い対象外の券種をご希望の方は、戸栗美術館ホームページをご確認ください。
※販売状況により、販売期間より前に取扱い終了となる場合がございます。
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★渋アート×N響オーチャード定期 第137回公演 半券サービス実施
2026年6月28日(日) Bunkamuraオーチャードホールでの「N響オーチャード定期 第137回」公演と連携し、渋アート施設の一部にて半券サービスを実施します。
対象施設の窓口にて、展覧会チケット購入前に「N響オーチャード定期 第137回」公演チケットをご提示いただくと、一般入館料が割引きに!
【対象施設&展覧会】
・戸栗美術館「酒がおいしい古伊万里展」2026年7月3日(金)~9月21日(月・祝)
・山種美術館「【開館60周年記念特別展1】川合玉堂ーなつかしい日本の情景ー」実施中~7月26(日)まで
・五島美術館「館蔵 陶芸展 時代を超えた珠玉のやきもの」実施中~7月20日(月・祝)
詳細はこちら
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鑑賞巡りのおともに♪
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