STORY
舞台は15世紀末のキプロス島。
オテロはヴェネツィア共和国軍の英雄として若く美しい妻、デズデーモナを娶る。
しかしオテロに恨みを抱く旗手イアーゴは、オテロを陥れるために巧妙な罠を仕掛けていた。
デズデーモナがオテロの副官と不義をはたらいたように見せかけ、オテロを猜疑心の虜にしたのだ。
イアーゴの策略に嵌ったオテロは、デズデーモナの潔白の訴えには耳を貸さず、ついにはその手で殺めてしまう。
全てがイアーゴの陰謀であったことが明るみになり、過ちに苦悩したオテロは短剣で自ら命を絶つ。