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Bunkamura25周年記念 リヨン歌劇場 日本公演2014 歌劇「ホフマン物語」

2014/7/5(土)15:00開演 2014/7/7(月)18:30開演 2014/7/9(水)15:00開演

Bunkamuraオーチャードホール

ストーリー

第一幕 プロローグ

ニュルンベルクの歌劇場に隣した酒場。歌劇場では歌姫ステッラが『ドン・ジョヴァンニ』に出演している。ステッラは付き人にホフマンへの手紙を託すが、議員リンドルフは付き人を買収して手紙を手に入れる。酒場に詩人ホフマンと友人ニクラウスがやってきて、ホフマンは過去の報われぬ恋愛を思い出し、学生たちを相手に語り始めた・・・・・・

第二幕 オランピア

科学者スパランツァーニの娘オランピアに一目惚れしたホフマンは、彼女に会うため屋敷に赴く。ホフマンはレンズ職人コッペリウスに売りつけられた眼鏡のせいで、オランピアが機械人形だと気づかない。オランピアは客人が集まる宴で見事な歌を披露する。ところが不渡り手形をつかまされ怒りに燃えるコッペリウスが乗り込んでくる。

第三幕 アントニア

ホフマンへの断ち切れない想いをひとり歌うアントニア。父親クレスペルは、胸を病む娘に「もう歌うな。代わりに私の作ったヴァイオリンを持て」と説得するが、歌手だった亡き母を思うアントニアの歌への情熱は止められない。アントニアと再会すべくクレスペルの家を訪れたホフマンもアントニアを説得するが、不穏な医者、ミラクル博士が現れアントニアの母の亡霊を呼び出す。

第四幕 ジュリエッタ

水の都ヴェネツィア。高級娼婦ジュリエッタが客をもてなしている。
常連客ダペルトゥットが宝石と引き換えにホフマンの鏡像を盗むようジュリエッタにけしかける。ジュリエッタの元の愛人シュレーミルから決闘を迫られたホフマンは相手を刺してしまう。

第五幕 エピローグ

三つの悲恋を語り、憔悴して意識を失うホフマン。オペラを歌い終えて酒場にやってきたステッラはホフマンの様子を見てリンドルフと去ってしまう。友人ニクラウスはミューズに姿を変えて「愛によって人は大きくなり、涙によっていっそう成長する…」と包み込むように歌う。

©Jean-Pierre Maurin