1960年東京生まれ。東京藝術大学卒業。ザグレブ・フィル、バーデン州立歌劇場、ベルギー王立歌劇場等の音楽監督を経て現在フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者およびトスカニーニ・フィル首席客演指揮者。東京フィル桂冠指揮者。2007年6月ミラノ・スカラ座デビュー。その後、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭などへの出演が相次いでいる。15年4月から東京都交響楽団音楽監督に就任予定。サントリー音楽賞、日本芸術院賞ならびに恩賜賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。

トゥールーズ・ナショナル・シアターで芸術監督を務めるフランス人演出家。芝居とオペラの両方の演出をこなし、装置もデザインする鬼才。サイトウ・キネン・フェスティバル『利口な女狐の物語』『こどもと魔法』を演出。これまでオッフェンバックのオペレッタ8作品を演出し、唯一のオペラである本作品では、作曲者の意図を最も反映していると考えられる版を中心に採用し、驚くべき洞察力で詩人ホフマンの心理を掘り下げた。