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ロッシーニ・オペラ・フェスティバル
オテッロ
マホメット2世
特別コンサート
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「オテッロ」 仮想劇場

ダイワハウス presents

特別コンサート「ロッシーニ・ナイト」

特別コンサート「ロッシーニ・ナイト」

序曲集+「テーティとペレオの結婚」(演奏会形式/日本初演)
※本公演は「オテッロ」の舞台セットを背景に演奏します。
合唱:プラハ室内合唱団
管弦楽:ボルツァーノ・トレント・ハイドン・オーケストラ

【第一部】 序曲集
指揮:グスタフ・クーン
「どろぼうかささぎ」序曲
「ウィリアム・テル」序曲
「セヴィリアの理髪師」序曲
【第二部】 「テーティとペレオの結婚」(演奏会形式)
イタリア語上演(日本語字幕付き)
指揮:アルベルト・ゼッダ

題材はシェークスピア「オセロ」。水色の空と海が広がるヴェネツィアで、男たちの野望に翻弄されながら愛と純潔を貫いたデズデーモナ。悲劇はロッシーニの音の魔術によって一段と切なく美しく…。

登場人物

ユピテル(天の神)…エンリーコ・イヴィッリア(テノール)
ケレス(農業の女神)…パオラ・アントヌッチ(ソプラノ)
テーティ…ナターリア・ロマン(ソプラノ)
ペレオ…フェルディナント・フォン・ボトマー(テノール)

story

 田園と海を望む美しい風景の中、全ての神々が参列するテーティとペレオの結婚式が始まった。婚姻の神ヒュメンと愛の神エロス、花の神フローラ、酒神バッカスなど神々が祝福に集う。
そこへテッサリア人のお供を連れたペレオが現れ、波の神々に導かれてテーティが登場する。海の神ネプトゥヌス、息子トリトン、冥界の神プルトンたちも合流する。ついにオリュンポス山の神々も降りてきた。天の神ユピテルが合図をすると、王ルイージ18世に新郎新婦が迎えられる。踊りが再開し歓喜の合唱が続く。

出演者

パオラ・アントヌッチ(ソプラノ)
ケレス
パオラ・アントヌッチ
キエーティ生まれ。1989年ペーザロ・ロッシーニ音楽院でディプロマを取得し、ブルスカンティーニ、クーンらに師事。バロックから19世紀のオペラをレパートリーとする。1990年、メキシコのベッリャス・アルテス劇場に「リゴレット」ジルダ役でデビューした後、サン・カルロ歌劇場に「ドン・パスクワーレ」でデビュー。同劇場で「成行き泥棒」、「石の客」(トリット)、「秘密の結婚」、「月の世界」、「オルフェオとエウリディーチェ」等の主役を歌う。またマチェラータで「フィガロの結婚」、トリノ、マドリッドで「コジ・ファン・トゥッテ」、フィレンツェで「セヴィリアの理髪師」(ロジーナ)、「ラ・ボエーム」(ムゼッタ)を歌い、ペーザロ、ボローニャ、トリノ、フィレンツェ、パレルモ、ナント、リール、マドリッド、ミュンヘン国立歌劇場、フランクフルト、パリ、ヘルシンキ、東京など世界主要歌劇場で活躍。ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティバルには2007年「テーティとペレオの結婚」テーティ役でデビュー。
ナターリア・ロマン(ソプラノ)
テーティ
ミルコ・パラッツィ

モルドバ共和国のドゥロキア生まれ。母国のキジナウ美術演劇大学で音楽教育と合唱を学んだ後、声楽をイヤンナ・ブドーヴィチェンコに師事し最優秀成績を収める。2006年パドヴァの“イリス・アダミ・コッラデッティ”国際コンクールで入賞し、奨学金を獲得する。
オペラでは「ドン・パスクワーレ」(ノリーナ)、「フィガロの結婚」(バルバリーナ)、「ドン・ジョヴァンニ」(ツェルリーナ)、「ラ・ボエーム」(ムゼッタ)、「リゴレット」(ジルダ)、「椿姫」(ヴィオレッタ)など、宗教曲ではヴィヴァルディの「グローリア」、モーツァルトの「アレルヤ」と「神への賛歌」などがレパートリー。

※出演者、配役などは2008年7月現在の予定です。やむを得ない事情により変更になる場合がございますが予めご了承下さい。最終出演者は公演当日に発表します。

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