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2026.09.04 UP

展覧会

【展覧会情報】
五島美術館「館蔵 秋の優品展 唐草文の美」

世田谷区上野毛の地にあり、国宝《源氏物語絵巻》や《紫式部日記絵巻》をはじめ日本・東洋の古美術品約5,000件を収蔵する五島美術館。
9月5日(土)より開催される本展覧会のチケットをMY Bunkamuraで販売します。

唐草文は、植物の茎や蔓や葉などが絡み合った文様のひとつです。古来より繁栄・長寿を象徴する装飾文様として用いられ、ときに花や実などを組み合わせて多彩な変化を遂げました。五島美術館の収蔵品から、中国の古鏡・陶磁器・染織、朝鮮半島の金工品、平安時代の古筆の料紙装飾など、さまざまなジャンルの作品に施された唐草文をお楽しみください(会期中一部展示替あり)。

*料紙装飾:装飾を施した書の用紙。

 

◆特別展示予定
 国宝「紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段」

 *展示予定期間=2026年10月3日(土)~10月12日(月・祝) 

 

【今回の展覧会のおすすめ作品】


重要美術品[貼銀鍍金]双鳳狻猊天馬紋八稜鏡
金・銀・青銅製/一面 径25.9cm 重量2294.0g
唐時代・8世紀 五島美術館蔵

重要美術品[貼銀鍍金ちょうぎんときん双鳳狻猊天馬紋そうほうさんげいてんまもん八稜鏡はちりょうきょう

八稜鏡は、先端が尖った八つの花びらが開いたような形をした鏡。青銅製の鏡の裏面に、紋様を打ち出した銀製の板を貼り、その上から鍍金(金メッキ)を施した手の込んだものです。紋様は、ちゅう(中央にあるつまみ部分)を中心に、《唐草紋》を背景に二羽の鳳凰と狻猊、天馬が旋回するように配され、紋様間は魚子紋ななこもんで埋められています。唐王朝が栄えた時代の華やかな雰囲気をまとった大変華麗な鏡です。

*狻猊:中国の伝説上の動物で、獅子に似た姿をしている。

 


青花唐草文輪花皿 景徳鎮窯
磁器/一枚 高5.8cm 口径33.8cm 底径22.3cm
明時代・15世紀 五島美術館蔵

青花唐草文輪花皿せいかからくさもんりんかざら 景徳鎮窯けいとくちんよう
白い素地の上にコバルトを含む顔料で絵付し、その上に透明釉とうめいゆうを掛けて焼成した青花の皿。縁を12弁の花びらが開いたようにかたどった深めの皿で、見込み(皿の中央)には菊や蓮など様々な種類の花を組み合わせた《花唐草》を描き、その周囲には横から見た花を蔓が囲む《花唐草》、縁には単純な線描の《唐草》を描いています。宣徳年間(1426-35)の景徳鎮窯の製品。

 


松籟切 伝 藤原行成筆
彩箋墨書/一幅 縦25.8cm 横15.2cm
平安時代・12世紀 五島美術館蔵

松籟切しょうらいぎれ でん 藤原行成筆ふじわらのゆきなりひつ
平安時代・12世紀頃には、中国の装飾料紙を模倣して、日本製の華麗な料紙が制作されるようになりました。本品は、胡粉を塗った料紙の上に《大鉄扇だいてっせん唐草文》を雲母摺きらずりで施しています。もとは、藤原顕季ふじわらのあきすえ(1055-1123)家で催した「十番歌合」を清書した巻物で、昭和26年(1951年)に分割されました。名称は、旧蔵者である三井南家・三井高弘(1849-1919)の号「松籟」に由来しています。

 


〈左〉紺地龍牡丹唐草文金襴仕覆 清時代・17~18世紀
〈右〉金地二重蔓牡丹唐草文金襴仕覆 明時代・14~15世紀

紺地龍牡丹唐草文金襴仕覆こんじりゅうぼたんからくさもんきんらんしふく
仕覆は主に茶入や茶碗を収納する袋です。特に名物は舶来の織物が用いられ、仕覆も鑑賞されてきました。本品は紺地を背景に金色の龍が《牡丹唐草》に紛れるように躍動しています。龍文は立身出世を、唐草文は家の繁栄を願う吉祥文様といわれています。

金地二重蔓牡丹唐草文金襴仕覆かなじふたえぼたんからくさもんきんらんしふく
大振りの牡丹花と二重の蔓が印象的な《牡丹唐草》の仕覆です。金地金襴は文様の輪郭以外は金色の箔糸で覆い尽くされた豪華な絹織物です。金襴は元時代・14世紀頃から宮廷用に織られ、日本では高僧の袈裟や権力者の服飾となって珍重されました。

※ともに瀬戸肩衝茶入 銘神無月(江戸時代・17世紀 五島美術館蔵)付属

 

\深く楽しむ!/

◎ギャラリートーク
学芸員がスライドを交えて展示作品に関わる解説を行います。

日程:2026年9月17日(木)「唐草文の美展について」
   2026年10月7日(水)・10月12日(月・祝)「紫式部日記絵巻について」
会場:五島美術館別館講堂

※各回14:00から1時間程度(13:30開場・受付開始)
※当日入館者聴講無料・椅子席180名先着順
※当日12:00より美術館受付にて受講整理券を配布します。

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「館蔵 秋の優品展 唐草文の美」

開催期間:2026年9月5日(土)~10月12日(月・祝) 10:00~17:00(受付は16:30まで)前期/9月5日(土)~9月23日(水・祝)
後期/9月25日(金)~10月12日(月・祝)
※会期中一部展示替えがあります。

休館日:毎月曜日[9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)は開館]、9月24日(木)

主催:公益財団法人 五島美術館

会場:五島美術館
東急大井町線(各駅停車)「上野毛駅」下車徒歩5分
〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
https://www.gotoh-museum.or.jp/#access
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)


取り扱いチケット: 
■当日券
【販売期間】2026年9月5日(土)~10月11日(日) 23:59
【券種】一般 1,100円
    大学・高校生 800円

※中学生以下の方は無料です。
※学生券をご利用の際は、チケットと共に「学生証」を忘れずにご呈示ください。
※販売状況により、販売期間より前に取扱い終了となる場合がございます。

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