大野和士 バルセロナ交響楽団 来日公演

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Bunkamura 東京都渋谷区道玄坂2-24-1

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“地中海の宝石”と謳われる注目オーケストラが
大野和士とともに久々の来日公演!

大野和士とBunkamuraの繋がりは89年のオープニング企画、Bunkamuraオペラ劇場『魔笛(まほうのふえ)』まで遡る。以来、92年から99年まで務めた、東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者時代の伝説的な『オペラ・コンチェルタンテ・シリーズ』、05年『ベルギー王立歌劇場 来日公演』、09年、14年『フランス王立リヨン歌劇場 来日公演』と、彼のキャリアの重要なポイントでオーチャードホールに登場してきた。またクラシック音楽によるカウントダウン・コンサートとしてお馴染みの『東急ジルベスターコンサート』には第1回から第3回まで連続出演し、“曲の終わりと同時に新年を迎える”というアイディアを考案したのも大野である。Bunkamuraと最も強い絆で結ばれた指揮者、それが大野和士だ。

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彼が15年9月から音楽監督を務めるバルセロナ交響楽団が24年振りの来日公演を行う。12年に初めて同オーケストラと共演、楽員から熱烈な要請を受けての就任となったという。
今回携えてくるプログラムにも久々の来日公演にかける意気込みが感じられるものとなった。前半は地元バルセロナ出身の作曲家、ファビア・サントコフスキーによる「2つの三味線のための協奏曲」が日本初演される。ソリストは三味線の概念を変えたといってもよい衝撃的な演奏スタイルでシーンに登場した吉田兄弟が務める。同曲は19年5月にバルセロナにて世界初演の予定だ。どのような作品に仕上がるのか今から興味津々だ。
後半はベートーヴェン「第九」が演奏される。日本では年末の風物詩ともなっているお馴染みの曲であるが来日オーケストラが取り上げる機会は多いとはいえないだろう。大野にとっても大切なレパートリーである「第九」、やはり音楽監督を務める東京都交響楽団とともに数年前に披露した演奏は今でも語り草となっており、終演後オーケストラが引き上げた後も拍手が鳴り止まず、大野だけが呼び出されるソロ・カーテンコールが2回繰り返されたほどの名演であった。今回も真夏に相応しい“熱い第九”が期待できそうだ。

PROGRAMプログラム

ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲(2019年5月バルセロナにて世界初演予定)
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付」

CAST出演者

オーチャードホール ベートーヴェンスペシャル
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