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近年、メディアでも大きく取り上げられている日本人のバレエ界での躍進。
かつては“西洋人の芸術”と言われたバレエですが、いまや世界各国の名門バレエ団に日本人ダンサーが所属し、主要な役を任されています。そんな若手ダンサーをご紹介するのがこの「オーチャード・バレエ・ガラ」。
オーチャードホール芸術監督の熊川哲也が総合監修を務め、2015年に第1回公演を開催。
世界的名声を得た日本人ダンサーのパイオニアである熊川が認める選りすぐりのダンサーの実力に「こんなに素晴らしい日本人ダンサーが世界で活躍しているとは!」と驚きの声をいただきました。
今回もバレエ団の看板として活躍するダンサーから、ローザンヌ国際バレエコンクールをはじめとする数々の国際コンクールで高い評価を受け脚光を浴びる期待の若手まで、世界で輝く日本の精鋭たちが一堂に会します。
国内では観る機会の限られる、日本が誇る彼らの実力をぜひ皆様の目でお確かめください!
2015年「オーチャード・バレエ・ガラ ~JAPANESE DANCERS~」の詳細はこちら
プロフィール
【総合監修】オーチャードホール芸術監督
熊川哲也
10歳よりバレエを始め、1987年に英国ロイヤル・バレエ学校に入学。89年ローザンヌ国際バレエ・コンクールで日本人初のゴールド・メダルを受賞。同年、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団し、同団史上最年少でソリストに昇格。93年、プリンシパルに昇格。98年、英国ロイヤル・バレエ団を退団し、99年、Kバレエカンパニーを設立。これまで自身が手掛けたプロダクションは『海賊』『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』など、古典全幕作品だけでも11作を上演・主演。2017年には完全オリジナル作品『クレオパトラ』を発表。03年第3回朝日舞台芸術賞、05年第55回芸術選奨文部科学大臣賞(舞踊部門)、18年毎日芸術賞特別賞を受賞。12年1月より、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督を務める。13年、紫綬褒章受章。
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上演作品は「ダンサーの魅力を最も引き出せるもの」「所属バレエ団ならではの作品」という観点でラインナップ。
菅井円加は所属するハンブルク・バレエ団の芸術監督ジョン・ノイマイヤー振付作品『ヴァスラフ』で持ち前の高い音楽性を披露。NDT2の福士宙夢と石丸ニコルが踊るマルコ・ゲッケの『Wir Sagen uns Dunkles』は、“バレエ界のアカデミー賞”といわれるブノワ賞・作品部門に昨年ノミネートされました。そして昨年末、所属するENBで『白鳥の湖』全幕主演に抜擢された金原里奈が、圧倒的な身体能力と美しいテクニックを武器にパリ・オペラ座バレエ団入団を果たした二山治雄と踊る『コッペリア』にも注目です。さらにモード界も熱い視線を送る飯島望未は現地ヒューストンでも全公演完売したというスタントン・ウェルチ版『ロミオとジュリエット』から恋の歓びに溢れたロマンチックなパ・ド・ドゥを、近藤亜香はドニゼッティの華やかな音楽に超絶技巧がふんだんに盛り込まれた『ラ・ファヴォリータ』を披露。佐々晴香の日本人離れしたダイナミックなラインで魅せる『ラ・バヤデール』や、ロイヤル・バレエ団で抜擢が続く前田紗江とABT初の日本人男性ダンサーとして話題となった隅谷健人による『ラ・シルフィード』など、絶対に見逃せない組み合わせと演目が実現。世界各国のバレエスタイルを体現するダンサーたちによる話題の演目にご期待ください!
金原里奈 、二山治雄
近藤亜香、チェンウ・グオ
飯島望未 、中野吉章
菅井円加
石丸ニコル、福士宙夢
佐々晴香、石田浩明
金原里奈 、前田紗江 、矢内千夏
前田紗江 、隅谷健人
矢内千夏、山本雅也
寺田翠、大川航矢
「オーチャード・バレエ・ガラ」の姉妹企画である、世界各国の名門バレエ学校が集結する「オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴~」。昨年の公演時にはプロのダンサーを目指す日本のバレエ学習者たちへ新たな学びの機会を提供すべく、一般公開の入学特別オーディションを同時開催しました。名門バレエ学校への切符にチャレンジした200名を超すオーディション参加者のなかから、いま海外で研鑽を積む若き新鋭がその成果を披露します。将来プロのダンサーとしての活躍が期待される彼らの舞をどうぞお楽しみに!
飯田ゆにか
西山菜月
淵山隼平
プロフィール
所属:オーストラリア・バレエ団
階級:プリンシパル
主な賞歴:'07年YAGPスカラシップ賞、'18年ブノワ賞ノミネート
主なレパートリー:ヌレエフ版『ドン・キホーテ』キトリ、マカリスター版『眠れる森の美女』オーロラ姫、ウィールドン振付『不思議の国のアリス』タイトルロール
2018年には『不思議の国のアリス』でファーストキャストに抜擢され、バレエ界で最も名高いブノワ賞にノミネート。まさにバレエ団を代表する存在だ。凛としたその姿は生まれながらのバレリーナそのもの。安定した高い技術と役柄を生きるかのような豊かな表現力で年々輝きが増している。
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プロフィール
所属:ピッツバーグ・バレエ・シアター
階級:プリンシパル
主な賞歴:'10年ワールド・バレエコンペティション銀賞、'13年北京国際バレエコンクール金賞/審査員特別賞
主なレパートリー:『ロミオとジュリエット』ロミオ、『白鳥の湖』ジークフリード王子、『ドン・キホーテ』バジリオ、『ラ・バヤデール』ソロル、『海賊』アリ/コンラッド
米ダンスマガジンで「25人のいま観るべきダンサー」に選出され、バレエ団のほとんどの作品で主演するプリンシパル。高身長から繰り出されるダイナミックなジャンプと音を自在に操るかのような感性にぜひご注目を。国内外で振付作品を発表し、バレエ団のレパートリーになるなど多彩な才能を開花させている。
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所属:ヒューストン・バレエ団
階級:プリンシパル
主な賞歴:'05年YAGP銅賞、'06年NBA全国バレエコンクール第2位
主なレパートリー:ウェルチ版『白鳥の湖』オデット/オディール、ビントリー振付『アラジン』プリンセス、フォーサイス振付『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレベイテッド』リードロール
米ダンスマガジンで「25人のいま観るべきダンサー」に選出。強靭な身体能力から繰り出すしなやかなライン、音符一つひとつを表現するようなステップが魅力。その卓抜したセンスからCHANELのビューティーアンバサダーにも選ばれるなどモード業界も熱い視線を送る。3月にはプリンシパルへ昇格し、今後更なる活躍が期待されるダンサーだ。
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所属:ハンブルク・バレエ団
階級:ソリスト
主な賞歴:'12年ローザンヌ国際バレエコンクール第1位、ショッソン・ドール国際バレエコンクール第1位
主なレパートリー:ノイマイヤー振付『シンデレラ・ストーリー』タイトルロール、『椿姫』プリュダンス、『幻想―白鳥の湖のように』ナタリア姫、ヌレエフ版『ドン・キホーテ』キトリ
圧倒的な実力でローザンヌ第1位を受賞後、巨匠ジョン・ノイマイヤーに認められ入団。強靭なテクニックと歌うように踊る音楽性が高く評価され、次々と主役に抜擢されている。本公演では十八番のノイマイヤー作品でその才能を存分に発揮する。
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所属:Kバレエ カンパニー
階級:プリンシパル
主な賞歴:'12年オールジャパンバレエユニオンコンクール第1位、東京新聞全国舞踊コンクール第1位
主なレパートリー:熊川版『ロミオとジュリエット』ジュリエット、『ドン・キホーテ』キトリ、『白鳥の湖』オデット/オディール、『くるみ割り人形』マリー姫、『海賊』メド-ラ、『カルメン』『シンデレラ』タイトルロール、熊川振付『クレオパトラ』オクタヴィア、アシュトン振付『ラプソディ』など
群馬県生まれ。5歳からバレエを始める。2014年9月Kバレエ スクールに入学。15年Kバレエ スクールパフォーマンスで『パキータ』主演。15年8月Kバレエ カンパニーにアーティストとして入団。16年5月ソリスト、17年9月ファースト・ソリスト、18年9月プリンシパル・ソリスト、同年12月プリンシパルに昇格。絶対的な安定感を備えた回転、高さと美しさが共存する跳躍などポテンシャルに溢れたダンサー。
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』ではそのテクニックと、いま躍進する勢いをご堪能いただけるだろう。
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所属:Kバレエ カンパニー
階級:プリンシパル・ソリスト
主な賞歴:'13年ローザンヌ国際バレエ・コンクール第3位/プロ研修賞
主なレパートリー:熊川版『ドン・キホーテ』バジル、『ロミオとジュリエット』ロミオ、『コッペリア』フランツ、『ジゼル』アルブレヒト、『ラ・バヤデール』ソロル、『くるみ割り人形』くるみ割り人形/王子、『海賊』アリ、『シンデレラ』王子、熊川振付『クレオパトラ』プトレマイオス、アシュトン振付『ラプソディ』など
石川県生まれ。4歳よりバレエを始める。2010年オーストラリアバレエスクールに留学。受賞。13年ロイヤル・バレエ団の研修生となる。14年11月Kバレエ カンパニーに入団。16年11月ソリスト、17年9月ファースト・ソリスト、18年9月プリンシパル・ソリストに昇格。日本人離れした美しい脚のラインや基礎の正確さに目を奪われる。難しい技術も美しく優雅に魅せることができる彼に『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』はまさにあつらえ向き。音楽性豊かな踊りを楽しめるだろう。
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所属:スウェーデン王立バレエ団
階級:ファースト・ソリスト
主な賞歴:'12年YAGPファイナリスト
主なレパートリー:『白鳥の湖』オデット/オディール、ハイデ版『眠れる森の美女』オーロラ姫、フォーサイス振付『精密の不安定なスリル』
昨年、芸術監督ニコラ・ル・リッシュに抜擢され『眠れる森の美女』に主演。スターダンサー フリーデマン・フォーゲルをパートナーに大役オーロラ姫を演じ、現地メディアからも絶賛された。持ち前のスタイルを生かしたダイナミックなラインと優美さに目を奪われるダンサー。
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所属:イングリッシュ・ナショナル・バレエ
階級:ソリスト
主な賞歴: '15年ローザンヌ国際バレエコンクール第5位/プロ研修賞、'16年ヴァルナ国際バレエコンクール銀賞、'17年イマージング・ダンサー・アワード優勝
主なレパートリー:『くるみ割り人形』クララ/金平糖の精、『白鳥の湖』オデット/オディール、『眠れる森の美女』フロリナ王女、フォーサイス振付『アプロクシメイト・ソナタ』
正確なポジションと長い脚を自由自在に操る伸びやかなライン。ステップ一つひとつから台詞が聞こえてくるかのような雄弁な踊りで、芸術監督タマラ・ロホの厚い信頼を得る注目株。バレエ学校生徒時代に出演した前回公演の初々しさがプロの経験を経てどのように進化しているか、ご注目を。
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所属:ノヴォシビルスク劇場バレエ団
階級:ソリスト
主な賞歴:’04年YAGP日本予選金賞、12年ペルミ国際バレエコンクール銀賞/ガリーナ・ウラノワ賞/ワシリーエフ&マクシーモワ賞、17年モスクワ国際バレエコンクール銅賞
主なレパートリー:『くるみ割り人形』マーシャ、『眠れる森の美女』オーロラ姫、『ドン・キホーテ』キトリ、『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』リーズ
田中バレエアートにて田中俊行に師事。2008年ボリショイ・バレエ・アカデミーに留学し、イリーナ・プロコフィエバに師事。オデッサ歌劇場バレエ団、カザン歌劇場バレエ団を経て18年ノヴォシビルスク劇場バレエ団に入団。16年、ロシア・バレエ界のスターたちが技を競う国営テレビ番組「ビッグ・バレエ」に出演。バランスのとれた技術で、ロシアでも多くの作品で活躍している。海外のコンクールでも何度となく踊っている『タリスマン』では、ロシア・バレエ界の重鎮が認める生粋のロシアン・スタイルを見られるはずだ。
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所属:ノヴォシビルスク劇場バレエ団
階級:ソリスト
主な賞歴:12年ペルミ国際バレエコンクール金賞/ワシリーエフ&マクシーモワ賞、ソチ国際バレエコンクール金賞、17年モスクワ国際バレエコンクール金賞
主なレパートリー:『くるみ割り人形』王子、『眠れる森の美女』デジレ王子、『ドン・キホーテ』バジル、『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』コーラス
アカネバレエ教室にバレエを始める。15歳でボリショイ・バレエ・アカデミーに留学し、ユーリ・ヴァシュチェンコ、アンドレイ・スミルノフに師事。オデッサ歌劇場バレエ団、カザン歌劇場バレエ団を経て2018年ノヴォシビルスク劇場バレエ団に入団。16年、ロシア・バレエ界のスターたちが技を競う国営テレビ番組「ビッグ・バレエ」に出演。圧倒的な跳躍力とアカデミックなスタイルで数々のコンクールで評価されているダンサー。『タリスマン』では、雄大なジャンプとロシア仕込みの精確なポジショニングにぜひ注目したい。
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所属:スウェーデン王立バレエ団
階級:セカンド・ソリスト
主な賞歴:'18年ダンス・オープン・アワード表現力賞
主なレパートリー:『白鳥の湖』ベンノ、ウィールドン振付『不思議の国のアリス』白ウサギ、ハイデ版『眠れる森の美女』デジレ王子/ブルーバード
ドルトムント・バレエを経て、2017年にスウェーデン王立バレエ団に入団。王子役が似合う美しいラインと、品のある佇まいは、まさに次世代の日本人ダンサーという趣。ますますの活躍が期待される存在だ。正確なポジションから繰り広げられる正統派の美しさに、乞うご期待。
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所属:パリ・オペラ座バレエ団
階級:カドリーユ
主な賞歴:'14年YAGP金賞、ローザンヌ国際バレエコンクール第1位
主なレパートリー:『眠れる森の美女』デジレ王子/ブルーバード、『くるみ割り人形』人形の踊り/中国の踊り、バランシン振付『スターズ&ストライプス』
ローザンヌでは重力を感じさせない軽やかで美しい跳躍を披露し、第1位を受賞。審査員を務めたタマラ・ロホ、アレッサンドラ・フェリからも手放しの賞賛を得た。サンフランシスコ・バレエ・スクール留学を経て、世界最古かつ超難関で知られるパリ・オペラ座バレエ団で活躍中。
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所属:アメリカン・バレエ・シアター
階級:コール・ド・バレエ
主な賞歴:'12年ローザンヌ国際バレエコンクール セミファイナリスト
主なレパートリー:『ラ・バヤデール』ソロル、スカーレット振付『クラシカル・シンフォニー』、ウィールドン振付『ラッシュ』
YAGPをきっかけにロイヤル・バレエ学校に留学したのち、日本人男性として初のABTの団員となった。柔軟な身体を生かしたダイナミックなラインを武器に、バレエ団でも古典から現代作品まで幅広い作品でその魅力を開花させている。
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所属:ネザーランド・ダンス・シアター2
主な賞歴:'11年YAGP銀賞、NBA全国バレエコンクール第1位
主なレパートリー:レオン/ライトフット振付『サッド・ケース』、マクレガー振付『カイロス』、コウヴェンベルク振付『ル・ブルジョワ』
モナコの名門プリンセス・グレース・バレエ・アカデミーで学び、コンクールでもその完成度の高さが常に注目の存在だった。チューリッヒ・バレエ団入団後現代作品でもその能力を大きく開花させ、NDT2に入団。いかなる作品も自在に踊りこなす柔軟かつ強靭な身体と個性を持つ唯一無二のダンサー。
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所属:ネザーランド・ダンス・シアター2
主な賞歴:'14年ミュージック・センター スポットライト賞グランプリ、'15年ナショナル・ヤングアーツ財団賞金賞
主なレパートリー:レオン/ライトフット振付『シュブーン!』、マーネン振付『シンプル・シングス』、クルーグ振付『ミューチュアル・コンフォート』
10代の頃からアメリカ国内で若いダンサーに贈られる賞を獲得。ダニエル・エズラロウのプロジェクトなど、アメリカでコンテンポラリーの経験を積み、2017年にNDT2に入団。柔軟な身体と卓越したセンスで多くの振付家から高い評価を得ている。本公演では日本初演となるゲッケ作品を披露する。
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プロフィール
所属:オーストラリア・バレエ団
階級:プリンシパル
主な賞歴:'06年ローザンヌ国際バレエコンクール スカラシップ/コンテンポラリーダンス賞、'06年北京国際バレエコンクール金賞
主なレパートリー:アシュトン版『真夏の夜の夢』パック、ウェルチ版『ラ・バヤデール』ソロル、ヌレエフ版『ドン・キホーテ』バジリオ
圧倒的な身体能力で超絶技巧を難なくこなす。強靭ながらも伸びやかなジャンプ、軸のまったくブレない回転技はまるでお手本をみているかのような精巧さ。映画『小さな村の小さなダンサー』で青年時代の主人公を演じていることでも知られる。
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