フィンランド国立バレエ団 バレエ『たのしいムーミン一家 ~ムーミンと魔法使いの帽子~』 *世界初演「北欧バレエ・ガラ」

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2017.03.01 UP

スノークのおじょうさんが日本で初めてバレエを披露!「フィンランド独立100周年記念メディアイベント」レポート


2月27日(月)に、フィンランド大使館による「フィンランド独立100周年記念メディアイベント」がBunkamuraオーチャードホール ビュッフェにて行われました。
フィンランドは2017年に独立100周年を迎えます。この記念すべき年に、フィンランド国内をはじめ世界中で、たくさんの行事やイベントが開催されます。日本でも文化行事やフィンランド関連のイベントが数多く予定されています。

イベントは、ユッカ・シウコサーリ駐日フィンランド大使による挨拶からスタート、在日フィンランド大使館のマスコット、フィンたんのアニメーションの発表や、フィンランドデザイン展、タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団日本公演、ハンヌ・リントゥ指揮による東京都交響楽団の公演などフィンランドに関するイベントを主催する7名のプレゼンテーションが行われました。
そして、最後にフィンランド国立バレエ団来日公演が登場!
まず、このイベントのために用意したオリジナル映像と共にフィンランド国立バレエ団のご紹介と、公演の魅力についてご説明させていただきました。
そして、イベントのハイライトはフィンランド国立バレエ団に所属する小守麻衣さんによるスノークのおじょうさんのバレエ!小守さんには、このイベントのために来日いただき、スノークのおじょうさんの踊りを本邦初公開いただきました。トウシューズで踊るスノークのおじょうさんの愛らしい舞姿に参加者からは歓声が!
「想像以上に‟バレリーナ”で感動!」「つま先立ちが絶妙! 実際に舞台の上で他のキャラクターと踊るところが待ち遠しい」「ムーミンとのパ・ド・ドゥがあると聞き期待がふくらみます」などのご感想をいただきました!

スノークのおじょうさんの日本初披露の舞!


イベントでのスノークのおじょうさんの踊り、映像はこちらから!
https://twitter.com/FinEmbTokyo/status/836172398881755137 (外部サイトへリンクします)

イベントで使用した映像はこちらから!
バレエ団の様子や、現地で行われたゲネプロの様子がたっぷりご覧いただけます。



シウコサーリ大使とのパ・ド・ドウ!?を披露する一シーンも。

小守さんは2000年よりフィンランド国立バレエ団に在籍し、芸術監督も絶大な信頼を寄せるバレエ団に欠かせないダンサーのお一人として、バレエ団の数々の主要なレパートリーで活躍されています。


小守麻衣 Mai Komori 

静岡県浜松市に生まれ、7歳からバレエを始める。第7回中部日本バレエコンクールジュニア部門1位、第6回アジアパシフィック国際バレエコンクールファイナリスト。1998年から2000年までオーストラリアン・バレエ・スクールへ留学。2000年フィンランド国立バレエ団にアジア人初のダンサーとして入団。今年で16シーズン目となる。ブルノンヴィル振付『ナポリ』のアルジェンティーナ、『眠れる森の美女』の妖精、ムーミンバレエ第1作目『ムーミン谷の彗星』の彗星役のほか、バランシン振付『ルビー』、キリアン振付『小さな死』『ベラ・フィギュラ』、ウオティネン振付『悲愴』、ショルツ振付『ベートーベン交響曲第7番』など多くの作品で活躍している。4月の来日公演ではバレエ『たのしいムーミン一家~魔法使いの帽子~』で、スノークのおじょうさん役を演じる。


小守さんからのコメント:
「来日公演で踊るスノークのおじょうさんは、特殊な衣裳でトウシューズを履いて踊ります。限られた条件のなかでバレエのステップを見せることは、私たちダンサーにとっても大挑戦ですが、このような作品はなかなかご覧いただけないと思いますので、ぜひご注目ください。スノークのおじょうさんを演じるにあたっては、いかなるときも動きの隅々まで、キャラクターの個性である愛らしさを忘れずに表現することを何よりも心がけています。
フィンランドに住んで17年目となりますが、私にとってのフィンランドは、心休まる、そして自分が自分でいられる国です。フィンランド国立バレエ団もダンサーからスタッフまで、みながファミリーのような温かさにあふれています。エネルギーにあふれ、たくさんの刺激を与えてくれる芸術監督ケネス・グレーヴのもと、みなで一つの舞台を作り上げるときに、その団結力が生かされ、大きな魅力を生み出すことのできるカンパニーだと思います。
念願の日本公演、ぜひ多くの方にフィンランド国立バレエ団を体感していただきたいと思います。」