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フィンランド国立バレエ団 バレエ『たのしいムーミン一家 ~ムーミンと魔法使いの帽子~』 *世界初演「北欧バレエ・ガラ」

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あのムーミンが、バレエを踊る!

フィンランドから、話題騒然の新作が今春渋谷に!

 今春、フィンランド国立バレエ団が世界中から注目を集める話題の新作を携え来日する。
バレエ作品の題材はなんと…ムーミン! フィンランドの国民的キャラクターといっても過言ではないムーミンが、北欧を代表する超一流バレエ団によってバレエ化されるのだ。
フィンランド国立バレエ団は、高いレベルを誇る北欧バレエ界をリードするクラシックのバレエ団。500人以上の専属スタッフを擁するオペラハウスでは、年間を通してバレエやオペラの公演が毎日行われている。バレエ団の芸術監督を務めるのはケネス・グレーヴ。あの伝説のダンサー ヌレエフの寵愛を受け、ニューヨーク・シティ・バレエ、アメリカン・バレエ・シアター、パリ・オペラ座バレエ団など世界中の観客を魅了したスターダンサーだ。

 そんな由緒正しいバレエ団が2015年、ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念してバレエ『ムーミン谷の彗星』を上演。次々とバレエのポーズを決めるムーミンや、トウシューズでつま先立ちするスノークのおじょうさんの姿に話題騒然となった。今回の日本公演にあたり上演されるのはトーベ・ヤンソンのムーミン・シリーズ第3作『たのしいムーミン一家』に基づく、バレエ『たのしいムーミン一家 〜ムーミンと魔法使いの帽子〜』。前作では若手振付家に演出・振付家を委託しての制作であったが、今回はこれまで『人魚姫』『雪の女王』などの全幕バレエを手掛け絶賛を博している芸術監督のグレーヴ自らが演出・振付を手掛ける。北欧らしい色使いが鮮やかな衣裳にも注目したい。日本での世界初演の機会に世界中から関心が寄せられるのも納得の話題作だ。
 併せて上演されるのは『北欧バレエ・ガラ』。世界21か国より優秀なダンサーが集結し、古典バレエからフォーサイス、キリアン、ノイマイヤーら現代バレエの巨匠の作品まで輝かしいレパートリーを有するフィンランド国立バレエ団。「このバレエ団の実力を余すところなくご堪能いただきたい!」という思いを込めて構成されているという演目は豪華ラインナップ。まずは『白鳥の湖』と『ドン・キホーテ』という古典バレエの人気演目。主役の踊りだけでなく、コール・ド・バレエ(群舞)も出演する踊りの数々を見られるというから嬉しい。そして、2作が日本初演だというコンテンポラリー作品は、いずれも北欧らしい現代的センスが光る秀作ばかり。中でもフィンランドの国民的作曲家シベリウスの名曲にのせた『トゥオネラの白鳥』や、フィンランドを代表する振付家ウオティネンが振り付け、チュチュを着た男性がチャイコフスキーの交響曲で踊る『悲愴』は注目作だ。
 ムーミン×バレエという究極のコラボレーションと、極上の本格バレエを両方楽しめる来日公演は後にも先にも今回限りかもしれない。ぜひ、お見逃しなく。

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