FINNISH NATIONAL BALLET
バレエ団&芸術監督の紹介

1922年に創立されたフィンランド国立バレエ団は、バラエティに富む活動とクオリティの高さで北欧を代表するバレエ団。劇場全体の職員は530名以上にもなり、バレエ団は世界21カ国より集まった78名のダンサーで構成されている。古典バレエはもちろん、ロビンズ、キリアン、ノイマイヤー、フォーサイスなど現代バレエの巨匠らの作品を数多くレパートリーとし、シーズン中はほぼ毎日オペラかバレエの公演を行うという驚異的な活動を続けている。

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© Heikki Tuuli
芸術監督
ケネス・グレーヴ
KENNETH GREVEデンマーク王立バレエ学校、スクール・オブ・アメリカン・バレエで学ぶ。伝説のダンサー ルドルフ・ヌレエフの薫陶を受け、NYCB、ABT、パリ・オペラ座バレエ団など世界の檜舞台でスターダンサーとして活躍した。2008年よりフィンランド国立バレエ団の芸術監督に就任。振付家としても才能を発揮し、『雪の女王』『人魚姫』などの全幕を初演。古典バレエの美と、現代性をバランスよく含む演出術で絶賛を博している。
写真はすべて © Finnish National Ballet