小曽根 真
1961年神戸市生まれ。
父、小曽根実の影響でジャズに興味を持ち独学で音楽を始める。12歳の時にオスカ−・ピ−タ−ソンのソロ・ピアノを聴き、ジャズ・ピアノを始める決意をする。

1983年ボストンのバ−クリ−音楽大学、ジャズ作・編曲科を首席で卒業後、同年6月NYカーネギ−・ホ−ルにてソロ・ピアノ・リサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコ−ド専属契約を結び、アルバム「OZONE」にて全世界デビュ−。グラミ−賞受賞ア−ティスト、ゲイリ−・バ−トン(vib)とワ−ルドツア−を行う。この後、CBSから3枚、ビクタ−エンタ−テインメントから3枚、ユニバ−サルミュ−ジック/ヴァ−ヴ・レ−ベルヘ移籍後10枚のアルバムをリリ−ス。2000年初のベスト・アルバム『wizard of OZONE〜小曽根真ベスト・セレクション』をリリ−スしベストセラ−となる。2002年デビュ−20周年、ヴァーヴ移籍後10作目となる、チック・コリア、マイケル・ブレッカ−、ゲイリ−・バ−トン、ジョン・ヘンドリックス等豪華ゲストを迎えた記念すべきスペシャル・アルバム「トレジャ−」をリリ−ス。2003年ゲイリ−・バ−トンとのデュオ・アルバム『ヴァ−チュオ−シ』が第45回グラミ−賞『ベスト・クラシカル・クロスオ−バ−・アルバム』部門ノミネ−ト。母校の、バ−クリ−音楽大学より『名誉博士号』を受賞。『第18回国民文化祭・やまがた2003』開会式にて総合プロデュ−サ−の作家・井上ひさし氏からの依頼により、書き下ろしのオリジナル・ピアノ・コンチェルトを山形交響楽団と共演、指揮も務める。

現在、J-WAVE、FM802を始め全国5曲ネット『アサヒ黒生OZ MEETS JAZZ』にてパ−ソナリティ−を務める他、井上道義指揮、新日本フィルハ−モニ−交響楽団とガ−シュインピアノ協奏曲へ長調、バ−ンスタイン交響曲第2番『不安の時代』、尾高忠明指揮、札幌交響楽団とモ-ツァルトピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271『ジュノーム』等を演奏する等クラシックへの挑戦、又、『情熱大陸』、NHK『課外授業ようこそ先輩』等テレビへの出演、『 THE ドラえもん展』の音楽を担当、さらに舞台音楽も手掛け、第35回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞するなどジャズの世界を越えたグロ−バルな活動へ積極的にアプロ−チし続けている。2004年三楽章からなる井上ひさし氏命名の『夜の子供部屋』を始めとしたThe Trioにストリング・カルテットをフィーチャーしたニューアルバム『New Spirit/新世界』をリリース。その後、アメリカのクラシックの名門イーストマン音楽院に3ヶ月間入学。2005年7月Fender Rhodesを積極的に取り込んだThe Trio 10作目の記念すべきニューアルバム『REAL』リリース。
現在、活動の中心となる"The Trio"のメンバ−、ジェ−ムス・ジ−ナス(b)、クラレンス・ペン(ds)と共にNY在住。


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