フランダースの光 ベルギーの美しき村を描いて

エミール・クラウス《刈草干し》1896年 油彩・キャンヴァス 個人蔵

2010年9月4日(土)−10月24日(日)

Bunkamura ザ・ミュージアム

シント・マルテンス・ラーテム 紹介

レイエ川の流れる風景

旧エミール・クラウス邸

中世から栄えるフランダース地方の古都ゲントから西へ車で約20分。
シント・マルテンス・ラーテムは、多くの芸術家が集った100年前と同様、レイエ川沿いの草原に牛や馬が放牧される緑豊かな土地です。人口は約8,400人。ゲントへのアクセスの良さと環境の素晴らしさで、現在では「芸術家村としての伝統」に、「国内一の高級住宅街」としての顔が加わりました。
とはいえ、ラーテム村の“顔”は、今も昔もレイエ川です。カモの一群がのんびりと泳いでいるほか、カヌーやサイクリングを楽しめる場所として周辺住民の憩いの場となっています。
画家の旧邸や小さな美術館、ギャラリーが点在し、芸術家村らしい表情を見せています。ギュスターヴ・ド・スメットの家はほぼ当時の雰囲気のまま保存され、一般公開されています。エミール・クラウスが描いたゆかりの場所をレンタサイクルでまわることも可能です。


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