
17世紀のフランドルでは絵画芸術が円熟期を迎えていました。フランドルは名門ハプスブルク家が支配する神聖ローマ帝国の一地方で、当時のプラハは芸術を愛した皇帝ルドルフ二世により、一大芸術センターとなっていました。そしてボヘミアの画家たちの手本となったのが、本展に出品されている作品群なのです。
当時のフランドルにはルーベンスとブリューゲルという二大潮流がありました。ルーベンスはバロック芸術を代表する画家の一人で、躍動感溢れるダイナミックな作風が特徴。一方には、農民画で一世を風靡したピーテル・ブリューゲルの子孫が形作る「ブリューゲル・ファミリー」がいました。彼らは田園の情景と共に、細密な描写による静物画の秀作を数多く残しています。本展は50点を超える日本初公開の作品を含むプラハ国立美術館の由緒ある絵画コレクション約70点で構成されます。
【会 期】 |
2007年6月9日(土)〜7月22日(日) 開催期間中無休 |
【開館時間】 |
10:00〜19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで) |
【巡 回 先】 |
2007年7月28日(土)−9月2日(日) 鹿児島市美術館
2007年9月8日(土)−10月14日(日) 山梨県立美術館
2007年10月20日(土)−12月2日(日) 奥田元宋・小由女美術館
2008年2月9日(土)−3月30日(日) 愛媛県美術館
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【お問合せ】 |
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【プレスお問合せ】 |
「プラハ国立美術館展 ルーベンスとブリューゲルの時代」広報事務局
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