スコットランド国立美術館展 〜コロー、モネ、シスレー、そしてキャメロン〜

2005/11/5(土)〜12/25(日)

スコットランド国立美術館とは

スコットランド国立美術館は、1859年に公式に開館し、ヨーロッパの油彩画、彫刻、版画、そして素描から成る、世界でも優れたコレクションを所蔵しています。作品群は15世紀の初期ルネサンスから19世紀末の後期印象派まで幅広く、イタリア、フランス、ドイツ、オランダ、そして英国の傑出したヨーロッパ美術に加えて、1600年から1900年までのスコットランド美術という国家的コレクションを有しています。なかでも、ラムジィ、レイバーン、ウィルキー、マクタガートなどの比類なき作品群は、とりわけ高く評価されています。
スコットランド国立美術館は、The National Galleries of Scotlandと呼ばれ、中核となる美術館を軸に、スコットランド国立肖像画美術館とスコットランド国立近代美術館の3館で構成されています。これら3つの美術館が総合的に、ルネサンスから今日までのヨーロッパ美術を紹介するとともに、スコットランド絵画を広く世界に向けて公開しています。
2004年には、国立美術館と王立スコットランド・アカデミーを結ぶ地下道が完成し、2つの建物が150年を経て初めてひとつの複合体となりました。同時に、レクチャーシアター、レストラン、ミュージアム・ショップ、そして美術館のコレクションを精選したデジタル・カタログにアクセスできるITギャラリーといった重要な施設も備えられ、昨年は、75万人以上の観覧者が訪れました。

スコットランドという国について

スコットランド国立美術館のある首都エディンバラは、歴史的建造物が集まるオールドタウンと18世紀以降に計画的に造られたニュータウンが見事な対比を見せ、ユネスコの世界遺産にも登録されている街です。スコットランド随一の観光地でもあり、国立美術館のほかにもエディンバラ城やホリルードハウス美術館宮殿、スコットランド博物館などがあります。
スコットランドは、民族楽器のバグパイプにタータンチェック、スコッチウィスキーやゴルフの聖地と言われ、5年に1度全英オープンが開催されるセント・アンドリュース、またネッシーのネス湖や『ハリー・ポッター』の舞台としても有名です。

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