「生誕100年記念展 棟方志功 〜わだばゴッホになる〜」

見どころ


代表的な板画作品の数々 〜棟方芸術の全貌を一挙紹介〜

「板画」芸術の原点 〜門外不出の板木を初公開〜
  これまで門外不出となってきた板木(版木)を今回初めて公開し、志功が「板の生命を彫り起こす」と表現した板画芸術の原点をじかに鑑賞ください。
 戦前の板木のほとんどが戦災で焼失した中で奇跡的に残った代表作《釈迦十大弟子》や、板面の粗々しい鋸目を作画に活かした《道祖土頌》の板木を展示します。
 

“世界のムナカタ”になって以降も、志功はふるさと青森にいつも特別の思いを寄せていました。
 ねぶた祭りの行列を描いた、長さ17.21m、幅0.34mの大型肉筆絵巻の原本を初めて公開します。

板画1点1点がオリジナル 〜彩色や表装の違いに見るムナカタ板画〜
  “棟方板画は板による絵画表現といえるものであり、同じ板木から彫ったものでも1点1点がオリジナル作品とみることもできます。
 墨刷りの作品と彩色が施された作品を比較したり、また、額装・軸装・巻子装・屏風装など多様な表具形式を比較してその特色を探ります。
 

広い芸業 〜倭絵・書の作品〜
志功は、自ら「倭絵」と呼ぶ、墨や日本画の岩彩を用いて描いた肉筆画や、書の作品も数多く残しました。このほかに絵付けをした陶器など、志功の幅広い表現世界を紹介します。



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