「生誕100年記念展 棟方志功 〜わだばゴッホになる〜」

版画家はゴッホになろうとして、世界のMunakataになった。
平成15年(2003年)は、板画家・棟方志功の生誕100年目にあたります。明治36年(1903年)に青森に生まれた棟方志功は、ゴッホをめざして独学で油絵を学び、画の道を歩みはじめます。その後、版画と出会い、自ら「板画(はんが)」と命名した木版による独自の表現をつくり上げました。
旧来の版画の常識を覆すような独特のエネルギーに満ちた作品は、すでに戦前から評価を受けていましたが、戦後になるとルガノ国際版画展やサンパウロ・ビエンナーレなどの海外展でも受賞を重ね、昭和31年(1956年)のイタリアのヴェネツィア・ビエンナーレ版画部門大賞を獲得して、国際的な評価を確立します。昭和50年(1975年)72歳で亡くなるまで旺盛な創作活動をくりひろげ、板画を中心に、「倭絵(やまとえ)」と呼んだ肉筆画や油彩画など数多くの作品を遺しました。 棟方志功は、20世紀の日本を代表する画家の1人であり、そのダイナミックな造形力と深い精神性にあふれた個性的な作品は、これまで多くの人々を魅了してきました。
この展覧会では、棟方志功の初期から晩年までの板画の代表作をたどってその足跡を振りかえるとともに、棟方志功の幅広い芸業の全貌を紹介します。板画、倭絵、油絵、書のほか、これまで公開されることのなかった代表作《釈迦十大弟子》の板木や画稿など、貴重な資料も出品されます。棟方志功のご子息で、棟方板画美術館館長の棟方令明氏の監修をいただき、“世界のムナカタ”の生誕100年を記念するにふさわしい展示内容で開催します。



【会 期】 2003年11月22日(土)〜2004年2月1日(日) 開催期間中無休(1月1日を除く)
【開館時間】 10時〜19時 毎週金・土曜日は21時まで (入館は各閉館の30分前まで)
※1月2日(金)・3日(土)は19時閉館とさせていただきます。
【会 場】 Bunkamuraザ・ミュージアム
【交通案内】 電車の場合お車の場合
【主 催】 Bunkamura、NHK、NHKプロモーション
【後 援】 文化庁
【特別協力】 財団法人 棟方板画館
【協 賛】 新光証券株式会社
【入館料】
入館料 一般 大学・高校生 中学・小学生
当 日 1,200円 800円 500円
前売・団体 1,100円 700円 400円
※料金は税込。団体は20名様以上。
●団体お申し込み先:Bunkamura TEL:03−3477−9252
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【お問い合わせ】 ハローダイヤル TEL:03−5777−8600
【巡回先】 愛媛県美術館2004年2月13日(金)〜3月28日(日)


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