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MUSEO POLDI PEZZOLI

Bunkamura25周年記念 ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション

2014/4/4(金)-5/25(日)

Bunkamuraザ・ミュージアム

トピックス

開幕しました!会場風景をご紹介します。

『ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション』展が開幕しました!
ザ・ミュージアムでは、「ヨーロッパで最も優雅な邸宅美術館」と言われているポルディ・ペッツォーリ美術館をイメージし、空間デザイナーの吉谷博光氏が展示空間をディレクションしています。左右対称、空間の色を層にして重ねて眺める…など西洋的空間を意識し、随所にこだわった美しい会場で、ルネサンスから19世紀に至るヨーロッパ美術の系譜をご堪能いただけます。

会場風景をすこしだけご紹介いたします。

ザ・ミュージアムに入ると、落ち着いた深いグレーを基調にしたエントランスが皆様をお迎えします。

タイトルロゴとともにキラリと光るアイコンは、展示作品に着想を得て吉谷博光氏がデザインしたものです。

さて、導入では「ポルディ・ペッツォーリ・コレクション」と題し、ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリが

収集を開始した武器、甲冑が並びます。ネオ・ゴシック様式の当時の武器室の写真とあわせてご覧ください。

会場を進みますと、巨大なタペストリーに目を瞠ります。天井ぎりぎりまでに展示された作品は、「細密画」

のように表現されており、当時の最高の職人によって作られたことがわかります。

 会場ではポルディ・ペッツォーリ美術館の部屋のイメージも表現しております。

こちらは「黒の間」から「黄金の間」を見たところ。《貴婦人の肖像》が正面に展示されています。

「黄金の間」より「黒の間」、次に続く紫色の部屋を望む。美しい色の組み合わせです。

ラファエッロの十字架の奥には、聖母子の作品が展示されています。

時計のコレクション、ガラスのコレクションと続きます。

ポルディ・ペッツォーリコレクションがまとめて紹介されることは初めてです。

作品を美しく引き立たせる空間で、珠玉の作品をじっくりとお楽しみください。