2014/4/4(金)-5/25(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム
ミラノを代表するポルディ・ペッツォーリ美術館の約6,000点以上のコレクションのなかからえりすぐった約80点の出品作品ほとんどが日本初公開。
ピエロ・デル・ポッライウォーロの《貴婦人の肖像》は初期ルネサンス美術の最高傑作。15世紀に流行した横顔のスタイルで描かれた女性は裕福な上流階級の女性だと推測されるものの、モデルについては謎のままです。
絵画や彫刻、工芸品や宝飾品など先祖代々の素晴らしい財産を受け継いだポルディ・ペッツォーリ家の末裔ジャン・ジャコモ。彼の遺言「全ての美術コレクションは永久公開されるものとする」により美術館が誕生しました。
現在ポルディ・ペッツォーリ美術館となっている館はもともと17世紀に建てられた貴族の邸宅。ジャン・ジャコモはコレクションにふさわしい趣向をこらした部屋のひとつひとつを室内装飾家とともにしつらえ、貴族の美意識あふれる美の館をつくり出しました。