※開場は開演45分前 
※★印=収録のため、客席にカメラが入ります。予めご了承ください。

〈チケット料金〉税込・全席指定

S席11,000円 A席¥9,000円 コクーンシート¥5,500円

パ・ラパパンパン

TOPICS最新情報

演出・松尾スズキ×作・藤本有紀
時代劇「ちかえもん」で出会い、舞台で初のタッグ!!
豪華&実力派俳優陣が大集結するファンタジックな
ミステリーコメディ!

シアターコクーンの芸術監督・松尾スズキが新たに演出を手掛けるのは、現実と物語が交錯するファンタジックなミステリーコメディ。
2000年上演のミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに衝撃的な登場をし、『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』『ニンゲン御破算』『フリムンシスターズ』など、次々とオリジナル作・演出作品を発表してきた松尾が、主演ドラマ「ちかえもん」でもコメディセンスの冴えを見せた藤本有紀の脚本でミステリーをとラブコールし、今回初めて、シアターコクーンで自作以外の戯曲演出に挑戦します!

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本作の主演、本格ミステリーを書く羽目になった主人公のティーン向け小説家役を演じるのは、シリアスからコミカルな役柄まで圧倒的な実力と魅力を誇る女優・松たか子。あらゆる演出家の作品で輝き続けてきた彼女が、意外にも松尾の舞台に初めて挑みます!!
そのティーン向け小説家に振り回される担当編集者役には、次々と注目の映画やドラマに出演、2019年松尾スズキ作・演出の『キレイ-神様と待ち合わせした女-』で舞台デビューを飾り、2度目の舞台出演となる俳優・神木隆之介。
物語の中に登場する極悪非道の守銭奴と名高い貸金業者・スクルージ役には、独特の雰囲気を持つ個性派俳優・小日向文世。松尾スズキの初監督映画「恋の門」にも出演、2004年上演、日本総合悲劇協会『ドライブイン カリフォルニア』以来17年振りの松尾作品への出演に期待が高まります。 さらに、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀と総勢16名の豪華絢爛なエンターテイナーが大集結!!
松尾スズキ×藤本有紀が2021年の掉尾を飾る極上のエンターテインメントをどうぞご堪能ください!

STORYストーリー

鳴かず飛ばずのティーン向け小説家(松たか子)は困っていた。つい雰囲気に流されて、書き方も分からない「本格ミステリーを書く!」と宣言してしまったのだ。
担当編集者(神木隆之介)は呆れながらも構想を尋ねると、どれも見事にアガサ・クリスティーの超有名なミステリーのパクリや犯人が一瞬で分かる設定。あれこれ修正すると作家は逆ギレする始末。
仕方なく編集者は構想を手伝うことにする。作家は壮大なイメージだけは描いており、世間はクリスマスシーズンという思い付きから「クリスマス・キャロル」の世界を舞台にし、そこに登場する極悪非道の貸金業者・スクルージ(小日向文世)が殺されるというミステリーを考え始める。 やっと書き終えたと安心して寝ようとした瞬間、「彼は犯人じゃない!!!」と気づいてしまう。書き直しをしようと慌てて編集者に連絡を取ろうとしたその時、現実でも事件が起きる――。

DIRECTOR/PLAYWRIGHT演出・作

演出松尾スズキ

〈コメント〉

藤本有紀さんの脚本を演出するのは念願の夢でした。私はサスペンスものを好みますが、一度たりとも書けたことがありません。かつて藤本脚本で出演させていただいたNHKドラマ『ちかえもん』は紛れもなくおもしろいサスペンスコメディでした。あ、こういう物を書けたらなと嫉妬もしますが、私には演出という手があります。もう、面白さの前に、なりふりかまいません。藤本脚本の手を借り、一流の俳優たちも集まって、かつての松尾にはなしえなかったエンターテインメント作品が誕生します。ご期待ください!

プロフィール

シアターコクーン芸術監督 松尾スズキ

藤本有紀

〈コメント〉

よくよく考えると、いつ松尾さんからこの仕事を依頼されたのか定かではありません。和食屋さんでは「ベイビー・ドライバー」の話、ミャンマー料理屋さんではデュシュネー兄妹の話をしたことを憶えています。お寿司屋さんでは「松たか子さんの人柄と歌唱力がいかにすばらしいか」を語り合いました。いつも互いの好きなものや、おもしろいと思うものの話をして、笑ってばかりいるうちに生まれてきた企画です。

プロフィール

PROFILE松尾スズキ

作家、演出家、俳優。1988年大人計画を旗揚げし、多数の作品で作・演出・出演を務める。
1997年『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で岸田國士戯曲賞受賞。2008年映画『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。主演した木曜時代劇『ちかえもん』(NHK)は文化庁芸術祭賞ほか受賞。2019年「東京成人演劇部」を立ち上げ、『命、ギガ長ス』(作・演出・出演)を上演。同作で読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞。2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督に就任。最近の作品に、コントドラマ『松尾スズキと30分の女優』(WOWOW)(脚本・演出・出演)、COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』(作・演出)、『シブヤデアイマショウ』(総合演出・構成台本・出演)など。本年は新作小説『矢印』を発表するなど幅広く活躍の場を拡げている。

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PROFILE藤本有紀

脚本家。漫才・落語・コメディの台本、劇団カクスコ作品などの舞台脚本でキャリアをスタートさせる。近年は主にテレビドラマの脚本を手がけ、2007年には連続テレビ小説『ちりとてちん』(NHK)、2012年には大河ドラマ『平清盛』(NHK)を担当した。2016年には近松門左衛門の生涯を描いた木曜時代劇『ちかえもん』(NHK)により第34回向田邦子賞を受賞。時代劇が同賞を受賞するのは初となり、高い評価を得て選考委員全員一致による選出となった。
本年は『カムカムエヴリバディ』で2度目の連続テレビ小説の脚本を手がける。

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CASTキャスト

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