"バレエ音楽ってステキ！" 青島広志の夏休みバレエ音楽コンサートはテレビ番組等でおなじみの青島広志のユーモアにあふれるお話と、指揮によるバレエ音楽に焦点を当てたコンサート形式の公演です。
管弦楽はシアター オーケストラ トーキョー。日本バレエ界をリードするKバレエ カンパニーと共演を重ね、バレエ芸術への敬意と愛情にみちた演奏は折り紙つきといっても過言ではありません。今回は両者が舞台上で共演し一層熱のこもったコラボレーションを展開します。

司会はＫバレエ カンパニーのプリンシパル・ソリストで、映画やドラマ、CM等でも活躍目覚ましい宮尾俊太郎。そして、平成25年春の褒章で紫綬褒章を受け、今まさに話題沸騰のＫバレエ カンパニー芸術監督熊川哲也もスペシャルゲストとして出演。普段はなかなか聞けないトークをお届けいたします。

演奏予定曲はチャイコフスキーの「三大バレエ」をはじめとした耳なじみの深いものばかり。分かりやすいトークと趣向を凝らした構成によってみなさまをバレエ音楽の魅惑の世界へとご招待いたします。

また、本公演は、Ｋバレエによる本格的なバレエを気軽に楽しめる機会としても必見です。英国バレエの父サー・フレデリック・アシュトンがヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツに振り付けた優雅な男女デュオ「春の声」で華麗に幕開けすると、「眠れる森の美女」の最大の魅せ場とも言えるオーロラ姫と各国の王子が踊る"ローズアダージョ"と「白鳥の湖」の"白鳥オデットと王子によるパ・ド・ドゥ"など「これぞバレエ！」というクラシックの定番がラインナップ。遅沢佑介、神戸里奈、佐々部佳代ら、Ｋバレエ カンパニー本公演で主役を努めるダンサーから期待の新鋭まで、豪華なキャストでお贈りします。

また、本公演は古典の名作だけでなくバラエティに富んだ現代作品を上演することも特徴の一つとなっています。パッヘルベルの「カノン」にのせて踊られるのは、熊川が同曲に振り付け絶賛を浴びた傑作「パッシング・ヴォイス」からの抜粋。音楽との一体感にあふれた叙情豊かなダンスは深い感動を呼ぶに違いありません。「ボレロ」は熊川のために名匠ローラン・プティが振り付けた話題作。1999年の東急ジルベスター・コンサートで踊られて以来の久々の再演となり、今回は同公演で司会を務める宮尾俊太郎が渾身の力をこめて挑みます。
コンサートにバレエ、トークまでたっぷりお楽しみいただけるこのチャンス、より深いバレエ音楽の世界を堪能したい方はもちろん、劇場デビューを考えられているお子様にもおすすめの公演です。 どうぞお見逃しなく！