オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代

本展では展示替えがございます。

前期【10/7(土)〜11/13(月)のみ展示】
マルク・シャガール 《教会の前の山羊》
1924年 グアッシュ・紙 ポーラ美術館
パウル・クレー 《腰かける子ども》
1933年 水彩・紙、厚紙に貼付 宇都宮美術館
ワシリー・カンディンスキー《冷たいかたちのある即興》のための習作
1914年頃 水彩、グアッシュ、鉛筆・紙 静岡県立美術館

後期【11/15(水)〜12/17(日)のみ展示】
マルク・シャガール 《馬》
1927年 グアッシュ・紙、厚紙に貼付 ポーラ美術館
パウル・クレー 《ホールC .エントランスR2》
1920年 油彩、ペン・紙、厚紙に貼付 静岡県立美術館

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知られざる画家“オットー・ネーベル”日本初の回顧展

ネーベルの肖像写真 1937年(オットー・ネーベル財団提供)

スイス、ドイツで活動した画家オットー・ネーベル(1892-1973)。1920年代半ばにワイマールに滞在したネーベルは、バウハウスでカンディンスキーやクレーと出会い、長きにわたる友情を育みました。ベルンのオットー・ネーベル財団の全面的な協力を得て開催される、日本初の回顧展となる本展では、建築、演劇、音楽、抽象、近東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレーやカンディンスキー、シャガールなど同時代の画家たちの作品も併せて紹介することで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立していく過程に迫ります。バウハウス開校100周年(2019年)を前に、若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家ネーベルの知られざる画業を紹介します。

オットー・ネーベル年譜 

POINT
展覧会のみどころ

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展示映像ナレーター:藤井隆

藤井隆(ふじい・たかし)

今回、ナレーションを担当させて頂けてとても光栄でした。
展覧会の導入としてご覧頂く映像という事で最初からオットー・ネーベル展を気持ちよく楽しんで頂けるよう心がけたつもりです。
私自身も今から開催を楽しみにしております。
ぜひ、会場にお越し頂いてオットー・ネーベルさん達の世界をお楽しみ下さい!

藤井隆プロフィール

1972年生まれ、大阪府出身。1992年、吉本新喜劇でデビューし、数々のバラエティ番組に出演し人気を博す。2000年には「ナンダカンダ」で歌手デビューし、同年「紅白歌合戦」に出場。今年9月にはニューアルバム「light showers」を発売するなど歌手としても才能を発揮。俳優としても10月からのNHK連続テレビ小説「わろてんか」に出演するなど芸人・歌手・俳優と幅広い分野でマルチに活躍する。

Color Atlas
『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』とは

本展出品作品である『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』はネーベルが1931年にイタリアを旅した際にその景観を自身の視覚感覚によって色や形で表現した色彩の実験帳です。
1931年10月27日、ネーベルは日記に次のように記しています。

スライドショーの作品:オットー・ネーベル《ムサルターヤの町 Ⅳ 景観B》1937年、グアッシュ・紙、ベルン美術館/オットー・ネーベル《地中海から(南国)》1935年、水彩・紙、厚紙に貼付、オットー・ネーベル財団/オットー・ネーベル《聖母の月とともに》1931年、グアッシュ・紙、ベルン美術館/オットー・ネーベル《輝く黄色の出来事》1937年、油彩・キャンヴァス、オットー・ネーベル財団/オットー・ネーベル《コン・テネレッツァ(優しく)》1939年、テンペラ・紙、オットー・ネーベル財団/オットー・ネーベル《ドッピオ・モヴィメント(二倍の速さで)》1936年、ラッカー塗料・紙、オットー・ネーベル財団/オットー・ネーベル《叙情的な答え》1940年、テンペラ・紙、オットー・ネーベル財団/オットー・ネーベル《避難民》1935年、グアッシュ、インク・紙、オットー・ネーベル財団/オットー・ネーベル《アスコーナ・ロンコ》1927年、水彩、グアッシュ・紙、厚紙に貼付、ベルン美術館/オットー・ネーベル《満月のもとのルーン文字》1954年、油彩・板、はめ込み式の枠、オットー・ネーベル財団

In cooperation with Otto Nebel Foundation, Bern