英国が誇る、ラファエル前派の傑作が集結!

ロセッティ、ミレイ、ハントらがラファエル前派を結成し活躍した19世紀中頃のリバプールは、造船業や様々な工業によって、また工業製品を輸出する英国随一の港町として大変栄えていました。リバプール国立美術館は、リバプール市内及び近郊の3美術館などの総称で、ラファエル前派の傑作を有する美術館として世界的に知られています。本展では、リバプール国立美術館の所蔵品から、ラファエル前派及びその継承者たちの油彩・水彩など65点を紹介し、近代における英国美術の英国らしさを「英国の夢」をキーワードに浮き彫りにしていきます。

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 《デカメロン》
1916年 油彩・カンヴァス
© Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

日本初公開作品多数!リバプール国立美術館の誇るラファエル前派の傑作をまとめてご紹介!

今までまとめて紹介されることのなかったリバプール国立美術館の傑作がついに来日します。

ジョン・エヴァレット・ミレイ 《いにしえの夢─浅瀬を渡るイサンブラス卿》
1856-57年 油彩・カンヴァス
© Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

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古代の神話、聖書、中世の騎士物語…ロマンティックで物語性のある世界観

中世の伝説や聖書、神話の物語をテーマに描かれた、ロマンティックで物語性のある世界観は、現代に生きる私たちをも魅了します。その美しく、ドラマティックな作品の数々を会場でお楽しみください。

アルバート・ジョゼフ・ムーア 《夏の夜》
1890年に最初の出品 油彩・カンヴァス
© Courtesy National Museums Liverpool, Walker Art Gallery

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ミレイ、ロセッティ、ハントからその継承者まで―美しく、バラエティに富んだヴィクトリア朝絵画の数々

人気の高いミレイ、ロセッティ、ハントら初期メンバーの作品はもちろん、彼らの精神を引き継いだ継承者たちの素晴らしい作品が一堂に会します。

ジョン・エヴァレット・ミレイ 《春(林檎の花咲く頃)》
1859年 油彩・カンヴァス
© Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

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門外不出の作品、《スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)》《ペルセウスとアンドロメダ》日本初公開

日本でも人気の高いエドワード・コーリー・バーン=ジョーンズの高さ3mを超える大作、《スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)》や、フレデリック・レイトンの《ペルセウスとアンドロメダ》など、門外不出とされる作品が来日します。この機会をお見逃しなく!

エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)》
1891年 水彩、グワッシュ・紙
© Courtesy National Museums Liverpool, Walker Art Gallery

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フレデリック・レイトン
《ペルセウスとアンドロメダ》
1891年 油彩・カンヴァス © Courtesy National Museums Liverpool, Walker Art Gallery

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