ターナー、光に愛を求めて

© Channel Four Television Corporation, The British Film Institute, Diaphana, France3 Cinéma, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.

6月20日(土)よりロードショー

第67回カンヌ国際映画祭 男優賞/芸術貢献賞受賞

監督:マイク・リー
出演:ティモシー・スポール、ロシー・アトキンソン
配給:アルバトロス・フィルム
2014/イギリス・フランス・ドイツ/149分

STORY

英国を代表する画家、J.M.W.ターナー(1775-1851年)の人生を『秘密と嘘』の巨匠マイク・リー監督が描く。若い頃からロイヤル・アカデミーで高い評価を受けながらも自由気ままなターナーは、インスピレーションを求め、いつも旅をしていた。その独特の作風がアカデミーや観客に笑われ傷つくことも多かったが、助手をつとめていた父親の突然の死に強いショックを受ける……。愛と光を追い求めた天才画家ターナーの知られざる人生を描く感動作。

POINT

描くことが生きることそのもの、そんな人生を歩んだターナーを題材にした作品。光やにおい、風までをも描きたいと思った彼が、船のマストに身体を括り付けて嵐とはどういうものかを体験したというようなエピソードが紹介されています。ターナーの作品そのままのような風景がスクリーンに映し出されて、本当に美しいです。カンヌで主演男優賞を受賞した、貫録の演技にも注目!