サンドラの週末

© Les Films du Fleuve - Archipel 35 - Bim Distribuzione - Eyeworks - RTBF(Télévisions, belge) - France 2 Cinéma

5月23日(土)ロードショー

第67回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門正式出品
第61回シドニー映画祭 グランプリ

監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
出演:マリオン・コティヤール、ファブリツィオ・ロンジォーネ
配給:ビターズ・エンド
2014/ベルギー・フランス・イタリア/95分

STORY

二度のパルムドールに輝くダルデンヌ兄弟が、アカデミー賞女優マリオン・コティヤールを主役に起用した最新作。金曜日、サンドラは解雇を言い渡されるが、もし、同僚たちが自らのボーナスを諦めることを選択すれば、彼女の解雇は避けられる。月曜日の投票に向け、サンドラは夫に支えられながら、週末の二日間、同僚たちを説得に回る。愛とかすかな希望を抱いて、彼女の長い週末が始まる──。

POINT

オスカー女優マリオン・コティヤールが主演ですが、華やかさは封印し一人の女性が社会復帰する迄の困難な道のりをひたむきに演じます。働くということの重さや、お金では引き換えることのできない人との関係など、さまざまな問題を提起しています。ダルデンヌ兄弟は以前『ロゼッタ』という作品で、働くことをテーマに扱っていますが、この作品はまたひと味違う仕上がり。きっと違った思いを受け取れるはずです。