©Daisuke Hayata

1989

Bunkamura創立の年、16歳の熊川はローザンヌ国際バレエ・コンクールにおいて東洋人初のゴールド・メダルを受賞。国際的なキャリアの出発点となる。

1998

ドンボスコチャリティステージ「男五人の華麗な企み」でオーチャードホールの舞台に初登場。

「Made in LONDON '98」プロデュース・出演

1999

Bunkamuraオーチャードホール10周年ガラに出演。ローラン・プティ振付『ボレロ』世界初演。

東急ジルベスター・コンサート出演、プティ振付『ボレロ』を踊る。

Kバレエ カンパニー旗揚げ公演「independence JAPAN TOUR 99 SPRING」を開催して以来、2001年~現在にいたるまで、述べ300回以上のKバレエ カンパニーの公演をオーチャードホールで開催している

2012

Bunkamuraオーチャードホール芸術監督就任。

Bunkamuraオーチャードホール芸術監督就任記念作品として『シンデレラ』を初演(演出・振付:熊川哲也)

2014

Bunkamuraオーチャードホール25周年記念 Kバレエ カンパニー『ラ・バヤデール』を初演(演出・振付:熊川哲也)

「Bunkamuraオーチャードホール25周年ガラ〜伝説の一夜〜」にて総合監修を務め、プティ振付『アルルの女』を踊る。

2015

日本人芸術家の育成を目的とした「オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~」にて総合監修を務める。

欧米には何百年という長い歴史を持つ劇場がたくさんあります。そのような場には言葉にし難い空気が存在するものです。そんな劇場の歴史やカラーは何をもって作られるのか。それは日々舞台に立つアーティストと、観客のみなさまの人生が交錯する時間とそこで生まれる感動の蓄積による他なりません。その瞬間をより豊かなものにするべく、芸術監督就任後は、観客が作品の誕生を共有できる新作の発表(『シンデレラ』『ラ・バヤデール』)のほか、劇場の未来を担う若き才能を支援すべく、「25周年ガラ」や「オーチャード・バレエ・ガラ」で積極的に若手を登用してきました。これからも日本の劇場文化に一石を投じるようなアイディアで、より意義あるものを発信していきたいと考えています。