2023.09.29 UP

速報：第3弾公演『シンデレラの家』概要発表！

Kバレエ オプト第3弾は、新たに森優貴をアーティスティック・スーパーバイザーに迎え、家族（母と娘）との愛ゆえのしがらみ、葛藤を乗り越え強く逞しく生きるヤングケアラーを主人公に、古典バレエの名作「シンデレラ」の現代翻案に挑みます。
また、一般社団法人ヤングケアラー協会協力のもと、元当事者の方との交流、クリエーター・キャスト向け勉強会の開催など、本質を理解するための制作プロセスも大きな挑戦となります。

そして、注目は豪華クリエーターの顔ぶれ。
演出・振付には、巨匠マウロ・ビゴンゼッティ（元ミラノ・スカラ座バレエ団芸術監督）の愛弟子で、今ヨーロッパで最も注目される振付家のひとりであるジュゼッペ・スポッタ。原案は、詩人最果タヒが本作のために書き下ろした詩集「シンデレラにはなれない」。2008年、第一詩集『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。2015年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞、その後も詩集「夜空はいつでも最高密度の青色だ」が、池松壮亮・石橋静河主演で映画化されるなど新しい詩の運動をまきおこす。現代日本を代表する詩人である最果のレトリックを抑えたストレートで鋭い言葉が、どの様な舞台演出へと昇華されるのか期待が高まります。

『シンデレラの家』の更なる作品詳細情報は、いよいよ11月上旬に解禁されます！！
乞うご期待！！

【先行公開！】本作のために最果タヒが書下ろした詩集「シンデレラにはなれない」より『シンデレラ』を、藤田貴大、岡田利規といった現代を代表する演出家たちを魅了する名優、青柳いづみの朗読で先行公開！最果本人も絶賛する青柳の作り出す世界観をぜひお楽しみください。

最果タヒ作「シンデレラ」の朗読はこちら　※外部サイトにリンクします。