Orchardシリーズ K-BALLET Opto『踊る。遠野物語』 In association with PwC Japanグループ

Orchardシリーズ K-BALLET Opto『踊る。遠野物語』 In association with PwC Japanグループ

会場

東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

東京都豊島区東池袋一丁目19番1号

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    Kバレエ×森山開次×麿 赤兒×尾上眞秀が踊る、
    もう一つの「遠野物語」
    「この世とあの世のあいだで、もう一度、君にあえたなら。」

    BunkamuraとKバレエ トウキョウによるダンスの深層を探るプロジェクト Kバレエ・オプト最新作は、鬼才演出家・森山開次と挑む日本幻想文学の金字塔「遠野物語」。
    特攻隊兵とその許嫁の切ないラブストーリーを軸に、現実と幻想、あの世とこの世が交差するもう一つの遠野物語が、新たに生まれる。Kバレエの豪華トップダンサー達を中心に、森山自らも舞台に立ち、舞踏界の生ける伝説・麿 赤兒(82 歳)と大駱駝艦の精鋭たちが、「遠野」の山の異形として幻想世界に命を吹き込む。さらに名門・尾上家の寺島しのぶとフランス人アートディレクターの父の血を引く12歳の逸材尾上眞秀が、この世とあの世のあいだに佇む神秘的な少年を演じ、物語の運命を左右する。
    バレエ・舞踏・歌舞伎の身体が交錯する奇跡の競演は、二度と見ることのできない伝説的瞬間となる!

    あらすじ

    「会いたい、話したい、無性に。」

    一通の特攻隊員の遺書との出会いからこの物語は始まった。

    1945年、出撃を前に青年が許嫁に残した思い。私のことは忘れ、これから新しい人生を幸せに歩んでいってほしい。と切ない気持ちを抑えながらも許嫁の幸せを祈るものだった。けれどその末尾には、こらえきれない本音が綴られた。「会いたい、話したい、無性に。」

    出撃。入道雲、蝉の音、ここは……。おれは、死んでいるのか。生きているのか。青年は神隠しにあった少年に導かれながら、この世とあの世が交わる幻影の地である「遠野」をさまよう。道中、オシラサマ、雪女、山姥に出会い、そのすべてに許嫁の面影を映しながら、かつて彼女と歩いた三陸の浜にたどり着く。月の光、静かに打ち寄せる波、近づく人影、青年がそこで見たものとは……。柳田國男生誕150年、戦後80年の節目におくる、もう一つの「遠野物語」。

    K-BALLET Opto(Kバレエ オプト)