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ONWARD PRESENTS 熊川哲也Kバレエ カンパニー<15周年記念公演> Bunkamura25周年記念 ラ・バヤデール

2014年3月20日(木)~3月26日(日)

Bunkamuraオーチャードホール

トピックス

「ラ・バヤデール」公演中リポート⑦ マイムをご紹介! 2014.3.25

本日のレポートは、ひと際華やかなこちらのお写真でスタート!

 

 昨日の夜公演後、右からニキヤの荒井祐子さん、ハイ・ブラーミン(大僧正)のスチュアート・キャシディさん、ガムザッティの白石あゆ美さんです。この圧倒的な存在感が写真からでも感じていただけると思います。さらに、昨日夜公演のソロルは熊川哲也さん。

後ろに映る客席のすべてが観客の皆様で埋め尽くされ、大喝采が贈られたのも納得ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、本日はダンサーの皆様のご協力を得て、マイムのご紹介をさせていただきます!

バレエにおける“マイム”とは踊りではなく、仕草で物語を伝えるジェスチャーのことをいいます。例えば「白鳥の湖」では王子が愛を誓う場面など、物語のキーポイントにも多く使用されます。

 

まず「ラ・バヤデール」で一番頻繁に出てくるのはこのマイム!

古代インド様式?の挨拶のポーズでしょうか。宗教的な雰囲気も漂うポーズですね。

実演いただいたのは、ソロルの友人役のニコライ・ヴィユウジャーニンさんと、兵士役の川村海生命さんと吉田太郎さんです。さすがこれまでの11公演中つねに行っているだけあり、自然で美しいですね!

 

随所に出現するこのポーズですが、ソロルが行うと勇敢に、ニキヤが行うとたおやかに・・・とダンサーの表現力によって同じポーズでも味わいが異なってみえます。スタッフの中でも、思わず真似してしまう人まで現れる人気のポーズなのですが・・・美しく決めるにはまだまだ時間がかかりそうです!

 

そして、1幕の寺院の場面ではこちらのポーズも頻繁にご覧いただけるのではないでしょうか。

胸に両手を当てるこのポーズは、神への忠誠を示します。

ハイ・ブラーミン(大僧正)役のスチュアート・キャシディさん自ら実演してくださいました!

神へ仕える者として常にこのポーズをとっているハイ・ブラーミン(大僧正)ですが、一目ニキヤをみると・・・。

静粛な面持ちでこのポーズをして神に仕える彼と、ニキヤを愛するあまり、立場を忘れ、とり乱れてしまう彼、このコントラストが見どころです!

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは他のバレエ作品でもよくみることができるマイムかもしれません。

“結婚”を示すジェスチャーです。ラジャ(領主)役のブレンデン・ブラトーリックさん。ラジャは12場で、ソロルに自分の娘ガムザッティと結婚するように勧める場面で、このマイムを行います。

“結婚”を示すマイムとしては、このジェスチャーのほかに、右手人差し指で左手薬指を指し示すポーズもありますね。こちらは「白鳥の湖」でよくみられますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、「ラ・バヤデール」ならではのマイムといえばこれ!

握りこぶしを作り、身体の前方下方向に押し出すこのジェスチャー、優雅なバレエのイメージとはちょっとそぐわない(?)「殺す(抹殺する)」という意味のマイムです。

ガムザッティ役の白石あゆ美さんが終演後にも関わらず、迫真の演技でみせてくださいました!

ただならぬ雰囲気が伝わってきますね。

11場幕切れのハイ・ブラーミンがソロルの抹殺を決意する場面、12場ガムザッティがニキヤを抹殺することを決意する場面で登場するこのポーズ、背筋も凍る(!?)迫力のマイムをご覧ください!

 

 

 

 

 

 

残りわずかとなりました「ラ・バヤデール」。

「身体表現が雄弁で、台詞が聞こえてくるようでした」「意表を突いた最終幕に、涙がとまりませんでした!」という声が届いております。

バレエは言葉を持たないからこそ、お客様お1人お1人に異なった解釈や感動をしていただける可能性があることが、最大の魅力の1つだと思います。そしてそのような皆様の感想こそがダンサー、スタッフの明日のモチベーションになるのですね!

皆様がいま、この作品をご覧になってどのようなご感想を持たれるか、ぜひアンケートにご記入いただけましたら嬉しいです!

 

*当日券について

熊川哲也出演の回:開演1時間前よりキャンセル待ちの札をお配りいたします。

熊川哲也出演のない回:開演の1時間前よりオーチャードホール当日券売り場にて販売いたします。