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2万人を感動の渦に巻き込んだ熊川版ファンタジー超大作 『シンデレラ』待望の再演!!

オンワードPRESENTS Kバレエ カンパニー Spring 2013「シンデレラ」

[芸術監督] 熊川哲也

Bunkamuraオーチャードホール 2013年3月6 日(水)~10日(日)

Story

あるところにシンデレラという美しい娘がいた。意地悪な継母と二人の義姉妹に疎んじられ、みすぼらしい身なりをして召使いのようにこき使われる毎日を送っている。一人きりになれるひと時、自分の大切な物を詰めたカバンから亡き実母の形見を取り出し、幸せな日々を懐かしく思い起こすシンデレラ。だが、それを見た継母は、こともあろうにその形見を奪い取り、暖炉に投げ込もうとするのだった。
そこに、物乞いの老女が訪ねてくる。継母たちは追い払うが、心優しいシンデレラはこっそり部屋に招き入れ、水やパンを差し出す。

継母と義姉妹がいそいそと舞踏会に出掛けて行くと、取り残されたシンデレラはひとり空想の世界で遊ぶ。そんな彼女の前に先ほどの老婆が現れ、瞬く間に美しい仙女へと変身する。驚くシンデレラに仙女は魔法を見せる。花瓶に生けた一輪のバラ、庭の樹にとまったトンボ、部屋の中にあるキャンドル、そしてティーカップがそれぞれ妖精になって踊り出したのだ。仙女は「心優しいあなたを舞踏会に行かせてあげましょう」と、今度はシンデレラに魔法をかける。異次元の世界へと送られた彼女は、やがてお姫様のような美しいドレスに身を包んで姿を現す。「魔法が解ける真夜中の12時までに必ず戻ってくるのよ」と仙女。シンデレラはかぼちゃの馬車に乗り、星空のもと宮殿へと向かうのだった……。