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2万人を感動の渦に巻き込んだ熊川版ファンタジー超大作 『シンデレラ』待望の再演!!

オンワードPRESENTS Kバレエ カンパニー Spring 2013「シンデレラ」

[芸術監督] 熊川哲也

Bunkamuraオーチャードホール 2013年3月6 日(水)~10日(日)

イントロダクション

 2012年2月、熊川哲也のBunkamuraオーチャードホール芸術監督就任記念・第1弾作品として世界初演を果たしたのが、熊川版グランド・バレエ第9作『シンデレラ』である。2002年に初の全幕プロダクション『ジゼル』を手掛けてから10年、熊川が初めて演出・振付のみに徹し、約1年にわたり心血を注ぎ込んだこの意欲作は、「総合芸術としてのバレエ」への飽くなき追求を重ねてきた現代屈指の演出家・熊川ならではの卓抜した感性と才知に貫かれた、まさに集大成と呼ぶべきプロダクションとして絶賛を浴びた。この時の初演では、全12公演がソールド・アウト、2万人を超える観客を驚きと感動の渦へと巻きこんだことは記憶に新しいところだろう。

 愛、神秘、憧れ、希望……世の中に存在するそんな素敵な煌めきをすべて詰め込んだようなロマンティックな舞台が、この熊川版『シンデレラ』。「真のファンタジーはまやかしであってはならず」――Kバレエ カンパニーの人気作『くるみ割り人形』にも顕著に表れる熊川のファンタジーに対する徹底したこだわりが全編を貫く本作には、かの有名なペローの童話とプロコフィエフの音楽という確たる古典に忠実でありながらも、独自性に富んだアイデアが満ちている。舞台を彩るのは、英国を代表する美術家であり、数々の熊川版プロダクションで日本でも高い評価を受けるヨランダ・ソナベンドによる衣裳デザインと、同じく英国の気鋭レズリー・トラヴァースによる美術デザイン。幕が上がると同時に、観客を非現実世界へと連れ去る神秘の空間は、まさしく熊川が追求した「リアルな夢」の象徴だ。第1幕シンデレラが継母たちと暮らす家の歪みがかった居間の陰翳、第2幕シンデレラが夢のひと時を過ごす光輝く宮殿……殊に、1幕終盤で仙女の魔法により変身したシンデレラが、星々に見守られながら馬車で駆け抜け、お城に向かうまでの一連の光景の美しさは文字どおり魔法さながら、観客の目を釘付けにし、客席は連日、感嘆の声でどよめいた。
 さらに、よく知るはずのストーリーに豊潤な魅力を与えるのは、男性により演じられるシンデレラの継母など、各キャラクターを新鮮に輝かせる人物造形だ。この継母と、二人の義姉妹が中心となって繰り広げるコミカルなやりとりの数々は、物語にさらなる色を添えるとともに、熊川流の上質なユーモアを大いに堪能させる。また、通常は四季の精とされる4人の妖精たちを、キャンドル、ティーカップなどシンデレラの生活の身近に在るものたちの精とするという、オリジナルのキャラクターも登場。物や自然に魂が宿ることを信じ慈しむ、そんな美しい心を持つシンデレラだからこそ幸せを手にするにふわさしい――こうした筋道立った演出の積み重ねの中で、観客は自ずと納得し、共感をもってこのファンタジー世界に浸ることができるのである。
 そうして忘れ得ぬ感動をもたらした初演から1年、今回もまたKバレエが誇る多彩なダンサーによる豪華競演にも期待が寄せられる。
 作品、ダンサーともにさらなる進化を遂げる、このファンタジー超大作の再びの感動は必見!!

公演概要

スタッフ

芸術監督・演出・振付:熊川哲也
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
舞台美術・衣裳:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース

出演

3/6(水)15:00(シンデレラ:日向智子/王子:宮尾俊太郎)
3/7(木)14:00(シンデレラ:荒井祐子/王子:遅沢佑介)
3/7(木)18:30(シンデレラ:日向智子/王子:宮尾俊太郎)
3/8(金)14:00(シンデレラ:佐々部佳代/王子:橋本直樹)
3/8(金)18:30(シンデレラ:神戸里奈/王子:西野隼人)
3/9(土)13:00(シンデレラ:荒井祐子/王子:遅沢佑介)
3/9(土)17:30(シンデレラ:神戸里奈/王子:井澤諒)
3/10(日)14:00(シンデレラ:日向智子/王子:宮尾俊太郎)

出演:Kバレエ カンパニー
演奏:シアター オーケストラ トーキョー

公演日程

2013/3/6(水)~3/10(日)

2013年
3月
6
(水)
7
(木)
8
(金)
9
(土)
10
(日)
13:00        
14:00    
15:00        
17:30        
18:30      

会場

Bunkamura オーチャードホール

その他の情報

◆キャストは2013年3月1日現在です。出演者の病気や怪我等、やむを得ない事情で変更となる場合があります。最新キャストはhttp://www.k-ballet.co.jpでご確認下さい。
◆公演中止の場合を除き、全ての公演に関して主演者をはじめとするキャスト変更に伴うチケット代金の払戻、公演日や券種の変更はお受けできません。旅費、チケット送料の補償は致しかねます。
◆演出上、開演後のご入場は制限させていただく場合があります。

[主催]
TBS/Bunkamura


http://k-ballet.co.jp/

チケット情報

料金

S¥13,000 A¥10,000 B¥8,000 C¥6,000(税込)
※5歳以上入場可。但し、チケットは1人1枚必要です。

一般発売

2012/11/11(日)

チケット取扱い

<Bunkamuraでのお申込み>
お電話

Bunkamuraチケットセンター<10:00~17:30>
03-3477-9912<発売日初日特別電話>
03-3477-9999<11/12(月)以降残席がある場合>

カウンター

チケットカウンター<10:00~19:00>

<その他プレイガイドでのお申込み>
お電話でのお申込み

チケットスペース
03-3234-9999<オペレーター対応>
チケットぴあ
0570-02-9999<音声自動予約・Pコード:424-310>
ローソンチケット
0570-084-003<音声自動予約・Lコード:39293>
0570-000-407<オペレーター対応>
※0570で始まる電話番号は、一部の携帯電話・PHS・IP電話ではお使いいただけません。

インターネットでのお申込み

TBSオンラインチケット
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チケットスペース
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チケットぴあ
http://pia.jp/t/k-ballet/(PC&携帯)
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http://l-tike.com/k-ballet/(PC&携帯)
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http://eplus.jp/kumakawa(PC&携帯)

店頭でのお申込み

チケットぴあ
チケットぴあ、セブン-イレブン、サークルK・サンクスの各店舗
ローソンチケット
ローソンの各店舗(店内Loppi)
イープラス
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お問合せ

Bunkamura 03-3477-3244<10:00~19:00>
チケットスペース 03-3234-9999