1月8日、Bunkamuraオーチャードホールビュッフェにて、メールマガジン読者80名様をお招きして
「New Year Chamber Music Concert 2013 ~篠崎史紀とN響メンバーによるウィーンの響き~」
を開催いたしました。
豪華な出演者が目玉となり、たいへん多くのお申込みをいただいたこのイベント、劇場には早くから
お並びになられるお客さまもいらっしゃり、会場中に期待が高まるなか、華やかに演奏が始まりました。
今回は「ニューイヤーチェンバーミュージック」ということで、
聴き馴染みのある軽やかなワルツを中心としたプログラムですが、
N響のトップ奏者による演奏は聴きごたえたっぷり!
これぞ「ワルツ」、音が踊り出すような躍動感に溢れた音楽には、
聴いている私達もつられて踊りだしそうな気分でした。
演奏の合間には、コンサートマスター・篠崎さんを中心に、楽しいトークや解説も。
ほかでは絶対に聞くことのできない独自の解釈に、会場ではドッと笑いが起こる場面もありました。
「愛の悲しみ」ではある男性の恋の行方になぞらえながら、
「愛の喜び」では舞踏会へ出掛ける男女という人物像を当て込んで・・・
メロディーのひとつひとつを解きほぐすような解説は、それを聞く前と後では、
なんだか違う楽曲に聴こえてしまうほどのインパクト。
クラシック音楽の新しい聴き方を教えてもらったような、新鮮な体験でした。
終演後には出演者のみなさんとの歓談。演奏のことやオーケストラのこと、
いろいろなお話を直接伺える貴重な時間となりました。
お客様が名残惜しまれる中、盛大な拍手で1時間半の濃密な時間が幕を閉じました。
「またやってほしい!」「たのしかった!」と、たいへん嬉しいお言葉を頂きながら
みなさまをお見送りさせていただきました。
またこのような機会を設けることができたらと願っております。
ご来場のみなさま、そしてご出演くださいました
篠崎さん、白井さん、佐々木さん、木越さん、西山さん、
誠にありがとうございました!